めちゃくちゃいい本です。ここまで響く言葉の書かれた本に久しぶりに会った気がしました。 『おれは無関心なあなたを傷つけたい』 お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本さんによるエッセイ集で、2020年12月にダイヤモンド […]
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感想・解説『前-哲学的:内田樹』結構ガチな論文集
内田樹さんの初期論文集です。 『前-哲学的』 思想家である内田樹さんによる著作で、2020年12月28日に草思社より刊行されました。 著者が駆け出しの頃に執筆された7篇の論文が収録されています。 テーマはフランス文学や哲 […]
続きを読む; ?>感想・解説『ウィトゲンシュタインの愛人』著者の知をめぐる孤独な旅
久々に読んだしっかりした海外文学です。 『ウィトゲンシュタインの愛人』 アメリカの小説家であるデイヴィッド・マークソンさんによる著作で、原著の刊行は1988年となっています。 邦訳版としては木原善彦さんによる翻訳で202 […]
続きを読む; ?>感想・解説『リアル 15』それぞれのぶつかる壁が
ついに発売となった最新刊です。 『リアル15』 週刊ヤングジャンプにて不定期連載されている井上雄彦さんによる漫画作品。 2014年11月より連載休載となっていたのですが、2019年に4年半ぶりに連載が再開。 2020年1 […]
続きを読む; ?>感想・要約『他者を感じる社会学 差別から考える:好井裕明』誰しもが当事者になりうる
差別とは・・・。 『他者を感じる社会学 差別から考える』 日本の社会学者である好井裕明さんによる著作で、ちくまプリマー新書より2020年11月5日に刊行されました。 日常に無意識的にも存在してしまう『差別』という事象にお […]
続きを読む; ?>感想・解説『夜の桃:石田衣良』一人の男と三人の女が・・・
勧められて読んだ本。 『夜の桃』 日本の小説家石田衣良さんによる長編小説で、2008年に新潮社より単行本が刊行されました。 2010年には新潮文庫より文庫版も刊行されています。 あらすじ 数億円のローンを組んだ家、高性能 […]
続きを読む; ?>感想・解説『インザ ・ミソスープ:村上龍』味噌汁の中から見た日本とは
村上龍さんのこの作品です。久しぶりに読み直しました。 『インザ ・ミソスープ』 村上龍さんによる小説で、1997年に読売新聞誌上で連載されていた作品です。 読売新聞社より単行本が刊行され、後に幻冬社より文庫化されました。 […]
続きを読む; ?>感想・解説『レキシントンの幽霊:村上春樹』喪失を描いた
20年ほど前の短編集です。 『レキシントンの幽霊』 村上春樹さんの短編集で、1996年に文藝春秋より刊行されました。 1999年には文春文庫より文庫版も発売されています。 映画化もされている『トニー滝谷』や、別バージョン […]
続きを読む; ?>感想・解説『絶歌 神戸連続児童殺傷事件:元少年A』加害者本人による手記
なかなかの内容でした・・・。 『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』 2015年6月28日に太田出版より刊行された書籍。 1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の加害者である男性が『元少年A』名義で執筆したもので、事件に至る経緯 […]
続きを読む; ?>感想・解説『寂しい国の殺人:村上龍』日本を取りまく”寂しさ”と病理とは
ガツガツしている頃の龍さんのエッセイという感じです 『寂しい国の殺人』 小説家である村上龍さんによるエッセイで、初出は文藝春秋にて1997年に掲載されたものとなっています。 シングルカット社より1998年に刊行され、20 […]
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