
女性ばかりのオーシャンズシリーズです。
『オーシャンズ8』
2018年のアメリカ映画で、『オーシャンズ11』に連なるオーシャンズシリーズの最新作となります。
監督はゲイリー・ロスさんで、主演はサンドラ・ブロック、その他キャストもほぼ全てが女性となっています。
- デビー・オーシャン – サンドラ・ブロック
- ルー・ミラー – ケイト・ブランシェット
- ダフネ・クルーガー – アン・ハサウェイ
- アミータ – ミンディ・カリング
- タミー – サラ・ポールソン
- コンスタンス – オークワフィナ
- ナインボール – リアーナ
- ローズ・ワイル – ヘレナ・ボナム=カーター
story
5年の刑期を終え、晴れて仮出所を果たしたデビー・オーシャン。かつて”オーシャンズ”を率いたダニー・オーシャンを兄に持つ、生粋の強盗ファミリーの一員だ。
https://wwws.warnerbros.co.jp/oceans8/
出所して早々、刑務所の中で考え抜いたプランを実行に移すべく、デビーの右腕となるルーと共に個性豊かな犯罪のプロたちに声をかけ”オーシャンズ”を新結成するデビー。
集まったのはいずれも一流の才能を持ちながら冴えない生活を送っている、ハッカー、スリ師、盗品ディーラー、ファッションデザイナー、宝飾デザイナーたち。彼女たちのターゲットは、世界最大のファッショの祭典”メットガラ”でハリウッド女優(アン・ハサウェイ)が身に付ける1億5000万ドルの宝石!
しかしそこには、網の目のように張り巡らされた防犯カメラ、屈強な男たちという世界一厳しいセキュリティが立ちはだかる。たった一秒の狂いが命とり。しかも世界中に生配信されるこの祭典のさなかに宝石を盗み取るという、前代未聞で型破りな計画は果たして成功するのか-?そしてこの計画に隠された更なるデビーの計画とは-!?
女性版オーシャンズ
『オーシャンズ8』観ました。
半年ほど前にテレビ放送されていて、それを録画していたのですが、なかなか観る時間がなく、ようやく観れました。
元々はアメリカでは2018年の6月に公開、日本でも同年の8月の公開されていて、2年ほど前の作品になります。
タイミングが合えば劇場でも、と思っていたのですが結局観れず、今回初めて観ました。
オーシャンズシリーズは『オーシャンズ11』と『オーシャンズ12』は過去に観ていました。
内容は細部までは覚えてはいないのですが、物凄くざっくり言うと『個性豊かな仲間を集め、大きな計画を成し遂げる』という内容の作品です。
そして、それは今回の『オーシャンズ8』にも踏襲されていて、お祭りのような作品となっています。
華やかなキャストと物語
この作品を見てまず思ったことは、他に類を見ないくらい華やかな映画だな・・・ということです。
今回の『オーシャンズ』は全て女性メンバーとなっているのですが、作戦を立てている段階からもうめちゃくちゃ華やかです。
舞台はアメリカのニューヨークとなっていて、作戦の場所もメットガラという世界中の大物が集まる場となっています。
話の大筋はこれまでのオーシャンズを踏襲した形となっています。
オーシャンを中心に仲間を集め、それぞれのできることを生かし作戦を実行する。
途中色々とありながらも最終的にはうまくいくというストーリーです。
今回は全て女性メンバーということで、女性たちの盗賊集団って実はあんまり描かれていなかったような気がします。
そういう意味でも結構新鮮な映画となっている気がします。
最初のシーンから
この映画で結構衝撃を受けたのは、ダニーが仮釈放されて最初にいきなりすることです。
ある方法で商品を盗み、ある方法でホテルに泊まることに成功するのですが、出所したばかりでいきなり、めっちゃ鮮やかにそれをやり遂げるのです。
この時点でもうかなりカッコいいな・・・と惹きつけられる人は多いんじゃないでしょうか。
そして、この映画は女性が見たらどんな感想を抱くんだろうなーと思いながら見てました。
実はダニーの作戦には裏でもう一つ作戦があり、ここに共感する人も多いような気がしました。
こういう女性グループに憧れるような人も多いような気がしました。
カッコいい女性たちという新たなステレオタイプを提示したんじゃないかというような気もします。
すごく分かりやすい作品
これまでのオーシャンズシリーズを見ていなくても、単独の作品として楽しめる映画です。
話も小難しいところも少なく、流れに通して見ていけば分かるような展開となっているはずです。
それでいて、女性だけの盗賊集団という新鮮な部分もあり、たくさんの人が楽しめる娯楽作という感じです。