感想・解説『SOUNDTRACKS:Mr.Children』『Documentary film』がめっちゃ良いです。

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Mr.Childrenの最新アルバムついに発売されました。

『SOUNDTRACKS』

日本のバンドMr.Childrenの通算20枚目となるオリジナルアルバムで、2020年12月2日にリリースされました。

前作から約2年ぶりとなるリリースで、全10曲が収録されています。



レコーディングはバンドとしては初となる全曲ロンドンで行われていて、今までになかった試みをしている作品です。

初回限定版A・B、通常盤、初回限定アナログ盤の4形態でリリースされ、初回限定版A・BはCD、Blue-ray付きのものとなっています。

収録曲

01. DANCING SHOES
02. Brand new planet(カンテレ・フジテレビ系 火9ドラマ「姉ちゃんの恋人」主題歌)
03. turn over? (TBS系 火曜ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」主題歌)
04. 君と重ねたモノローグ (「映画ドラえもん のび太の新恐竜」主題歌)
05. losstime
06. Documentary film
07. Birthday (「映画ドラえもん のび太の新恐竜」主題歌)
08. others (キリンビール「麒麟特製ストロング」 CMソング)
09. The song of praise (日本テレビ系朝の情報番組「ZIP !」 新テーマ曲)
10. memories

20枚目となる最新アルバム

Mr.Childrenの『SOUNDTRACKS』リリースされました。

ミスチルは唯一ファンクラブに入っているアーティストでもあり、新曲やライブなんかを楽しみにしているバンドです。



2年ほど前に『重力と呼吸』というアルバムがリリースされたあと、シングル曲や配信曲なんかもありながら、ついにリリースされたのがこの『SOUNDTRACKS』となっています。

映画の主題歌となっている曲や、CM曲などタイアップされてる曲も多く、全10曲が収録されています。

海外でのレコーディング

このアルバムに収録されている曲は、全てイギリスのロンドンで収録されています。

海外でレコーディングをするという人が最近多くなっているような気がして、そこには何かしらの意味があるのだと思います。



何かを作るという人たちにとって、外へ出るということはおそらくとても重要なことなのではないでしょうか。

ミスチルといえば、知らない人の方が少ないくらいたくさんのファンを抱えるバンドです。

だからこそ感じることのあるマンネリのようなものがそこにはあったのではないでしょうか。



収録されている曲は全て日本語の曲となっているので、純粋に日本人以外の人たちを聞き手として想定している音楽ではないのかと思うのですが、このアルバムに収録されている曲は今までのMr.Childrenとはちょっと違うものとなっているような気もします。

『Documentary film』

アルバムの6曲目には『Documentary film』という曲が収録されています。

この曲はアルバムを代表する曲であるとともに、個人的にもとても好きな曲です。



というか、ミスチルの歴代の曲の中でも屈指の名曲なのではないかと個人的には思っています・・・。

この曲は生きるということを一つの『Documentary film』に見立て、その全てを肯定してくれるような曲です。



『今日は何も無かった 特別なことは何も いつもと同じ道を通って 同じドアを開けて』

こんな歌詞からこの曲は始まります。



なぜだか分かりませんが、僕はこの部分を聞いただけでもちょっと泣きそうになってしまいます。

なんてことない日常の一風景を切り取った歌詞なのですが、ここには変わらない日常がいかに素晴らしいかということが込められています。

普段と変わらないなんてことない日々にこそ幸福を見出すというような歌詞は、本当にミスチルの真骨頂という感じです。



そして、悲しい出来事も一つの映画を盛り立てる演出と思えばいい。というような歌詞もあり、本当にいい曲です。

他にも

このアルバムには他にもいろんな曲が収録されています。

テレビや映画なんかで気がつけば聞いたことのある曲も多くなっています。



ドラえもんの主題歌となっている『Birthday』なんかはポップな曲調でいい感じですし、『The song of praise』も朝の情報番組よく聞いてた曲でした。

ミスチルの曲は一時期聞かない時があったりもするのですが、気がつけばやっぱり彼らの曲を聴いているということが何度もあります。



まるで白米のような存在だなと個人的には思っていて、気がつけば彼らのところへ戻ってきている自分がいます。

つい先日の紅白歌合戦にも出場していて、そこでも『Documentary film』を披露していました。



やっぱりミスチル良いよな・・・と改めて思います。

これからもファンであり続けるんだろうなーということを改めて実感させられた一枚となりそうです。

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