感想・解説『3年目のデビュー』おひさまもきっと大満足の内容です

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早速劇場で。
満席でした。

『3年目のデビュー』

『3年目のデビュー』はアイドルグループ日向坂46の初となるドキュメンタリー映画で、2020年8月7日に公開されました。

前身グループであるけやき坂46発足から、今に至るまでの姿を密着したものとなっています。

内容紹介

見どころ
秋元康が総合プロデュースした坂道シリーズのアイドルグループ「日向坂46」を追ったドキュメンタリー。改名を経てスターダムへと駆け上がった彼女たちの格闘を映し出す。監督は「SKE48」に密着したドキュメンタリー『アイドル』の共同監督を務めた竹中優介。

あらすじ
「欅坂46」のアンダーグループとして活動してきた「けやき坂46」は、2019年に「日向坂46」と改名し、同年の3月27日に1stシングル「キュン」をリリースする。「キュン」は発売初週で約47万枚の売り上げを記録し、グループの人気は拡大していく。周囲の変化を目の当たりにしながらメンバーそれぞれが大きな試練を乗り越えようとする中、第70回NHK紅白歌合戦への出場が決定する。

https://www.cinematoday.jp/movie/T0025129

日向坂46のドキュメンタリー

『3年目のデビュー』観て来ました。

僕が住んでいる茨城では近くで公開している劇場がなく、東京の劇場でチケットを取りました。

コロナウイルス の感染がまだ続いている中でしたが席は満員で、たくさんの人が観に来ているんだなーような感じでした。



観終えた感想としては、シンプルに良い映画というか、笑えるところもあり、泣けるところもある凄く良い映画だな〜というのが率直な感想でした。

いい意味で捻りの少ないアイドルドキュメンタリーという感じで、観た人はより日向坂というグループのことを好きになる人が多いような内容なんじゃないかと思いました。

発足当初から

この映画では、日向坂46の前身グループであるけやき坂46(通称ひらがなけやき)が発足するところから描かれています。

このグループは欅坂46のアンダーグループとして長濱ねるという一人の女の子から始まっています。



元々は欅坂に遅れて加入する長濱さんのために発足したグループだったのですが、追加でメンバーが加わることとなります。

そして活動がスタートするのですが、最初は本当にただのアンダーグループという妹分的な存在だったそうです。



そこで彼女たちは何度も悔しい思いをし、涙を流すこともあり、メンバーもバラバラだった様子が描かれています。

今となっては現在の彼女たちを引き立てる”意味のある過去”と言えなくも無いですが、当時の様子を話しているところは本当に辛そうでした。

次第にファンを獲得していき

そんなひらがなけやきというグループだったのですが、次第にファンを獲得していきます。

そして、2019年頭には改名となり、ついに独立した坂道グループとしてスタートすることとなります。



そこからは紅白やレコード大賞に出たり、単独での仕事もたくさん増えていったりするのですが、こういうグループでの活動って本当にいろんなことあるんだな・・・と改めて思いました。



以前、乃木坂46のドキュメンタリーも観たのですが、常にいろんな壁というか出来事が起きています。

端から見れば華やかな世界で、うまくいっているように見えるグループでも、実際はいろんなことがあるんだな・・・と改めて思いました。

キャプテンの力

そして、この映画を観てすごく思ったのは、日向坂46のキャプテンである佐々木久美さん。

この子凄いなと凄く思いました。



メンバー一人一人の力が大切であることは間違い無いのですが、やっぱりこういうグループを纏めているキャプテンの力ってすごく大切だと思います。

日向坂は『日向坂で会いましょう』という冠番組もやっていて、これも毎週見ているのですが、ふざけて笑いをとったり、イジられたりという負け役的なこともしながらも、しっかりするところはしていて。



何かのインタビューでワンピースのルフィみたいになりたいというようなことを言っていて、まさにそんな感じの人なんだろうなーとか思いました。

というか、佐々木さんをルフィ、加藤史帆さんをゾロみたいなイメージで見ると個人的にはこのグループめっちゃしっくりくるな・・・。

アンダーグループからの

日向坂はその名前にもあるように、すごく明るく平和な空気感を持っているグループだなーと思います。

他の二つの坂道グループとも異なっていて、良い感じだなーと。



欅坂46のアンダーグループからこのようなグループが生まれて来たことって、なんかすごく面白いというか、興味深いなーとも思います。

欅坂はなんというか、平手さんのためのグループというか、カリスマ的な個人に依拠するグループのような印象を持っているんですが、日向坂はそうじゃありません。

全員で前へ進もうとしていて、見る人も関わる人も含めて全員で幸福になろうとしているようなグループです。



それはきっと、過去に大きな傷を抱えているからでもあるのかもしれません。

最初から負けているようなところからのスタートだった彼女たちは、精神的にもすごくタフというか、痛みを知っているが故にメンバー思いだったりもします。

こういう組織って強いよな・・・と思いました。



最近はオードリーと番組をやっているということもあり、自分も完全におひさま化してしまっています。

これからも注目していく予定です・・・。

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