感想・解説『STRAY SHEEP:米津玄師』時代を表象する一枚となるような

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ついにリリースされた最新アルバムです。

『STRAY SHEEP』

日本のシンガーソングライター、米津玄師さんによるオリジナルアルバムで、通算5枚目となるアルバムとなっています。

前作から約2年10か月ぶりとなる2020年8月5日にリリースされました。



大ヒット曲となっている『Lemon』をはじめ、『パプリカ』と『まちがいさがし』のセルフカバー、さらにRADWIMPSの野田洋次郎さんとのコラボ曲となっている『PLACEBO』など全15曲が収録されています。

初回限定盤はそれぞれ特典付きの三つの種類があり、通常盤を加えた4形態でのリリースとなっています。



さらに発売となった8月5日には、米津玄師さんの全楽曲のサブスクでの配信がスタートされました。

収録曲

01. カムパネルラ
02. Flamingo (ソニーワイヤレスヘッドホンCM)
03. 感電 (TBS系金曜ドラマ「MIU404」主題歌)
04. PLACEBO + 野田洋次郎 (野田洋次郎とのコラボ楽曲)
05. パプリカ (Foorin「パプリカ」のセルフカバー)
06. 馬と鹿 (TBS系日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」主題歌)
07. 優しい人
08. Lemon (TBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」主題歌)
09. まちがいさがし (菅田将暉「まちがいさがし」のセルフカバー)
10. ひまわり
11. 迷える羊 (大塚製薬「カロリーメイト」CMソング)
12. Décolleté
13. TEENAGE RIOT (ギャツビーCM)
14. 海の幽霊 (映画「海獣の子供」主題歌)
15. カナリヤ

先日リリースされた最新アルバム

『STRAY SHEEP』が8月5日にリリースされました。

発売前から待っていたのですが、米津さんの楽曲はサブスク配信されていなかったのでどうしようかなー、とも思っていたのですが、当日になってびっくり。

その日に米津玄師さんの全ての楽曲がサブスク配信スタートされ、僕の入っているAppleMusicでも配信がスタートしていました。



朝イチでもう聞くことできるじゃないか・・・と思いすぐダウンロード。

このアルバムはすごいアルバムなんじゃないか・・・と言う感じがひしひしと伝わって来ています。

ヒット曲ばかり

この『STRAY SHEEP』に収録されている楽曲は全部で15曲となっているのですが、大袈裟な話じゃなくほとんど全ての日本人がどれかの楽曲を耳にしているのではないでしょうか。

若い人の人気は言うまでもないのですが、ラグビーワールドカップの主題歌となっている曲もあれば、子供も知っている『パプリカ』なんかもあったりして。

昨年の紅白で披露された『Lemon』は日本一とも言えるような超大ヒット曲です。

他にも映画の主題歌や、CMで使われている曲なんかもたくさんあって、かなり盛り沢山な内容となっているのではないでしょうか。

自分の想像を越えて大きくなる

発売日の日の朝には日テレの報道番組でインタビューが放送されていました。

RADWIMPSの野田洋次郎さんとの対談なんかもあったのですが、その中で『Lemon』と言う曲は自分の想像を越えてはるかに大きくなっていった。

と言うようなことを言っていました。



これってすごくものを作る人の本音なんじゃないかなーと思いました。

作る側の人は、ただただ自分の作りたいものを作りたいように作っているだけであっても、それを世に出した時思いもよらない反応が返ってくることがあるのかもしれません。



なんとなくですが、米津さんは生粋のアーティストタイプと言うか、聞き手に媚びることなく作りたいものを追求しているタイプのような気がします。

それが世間のニーズと一致していることが凄くて、それができることを才能があると言うのかもしれません。

必聴の一枚

なんと言うか、このアルバムは今という時代を代表するアルバムのような気がします。

後々振り返って見て、こういう時代だったんだということを表象するような1枚となっている気がしました。



野田洋次郎さんとのコラボ曲も含まれていてこれもいい感じです。

とにかく、音楽に僅かながらでも興味がある人であれば必聴の一枚です。

何かしら必ず引っかかるものがあるのではないでしょうか。

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