感想・要約『ナナメの夕暮れ』ナナメの夕暮れ買いました。そして読みました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『ナナメの夕暮れ』買いました。

『ナナメの夕暮れ』

オードリーの若林さんによる著作で、2018年8月30日に発売されました。

雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載されていたエッセイをまとめたものとなっています。

内容紹介

オードリー若林、待望の新エッセイ集!
『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』から3年。

雑誌「ダ・ヴィンチ」での連載に、大幅に書き下ろしエッセイを加えた、「自分探し」完結編!

ゴルフに興じるおっさんなどクソだと決めつけていた。
恥ずかしくてスタバで「グランデ」が頼めない。

そんな自意識に振り回されて「生きてて全然楽しめない地獄」にいた若林だが、四十を手前にして変化が訪れる――。

ゴルフが楽しくなり、気の合う異性と出会い、あまり悩まなくなる。
だがそれは、モチベーションの低下にもつながっていて……

「おじさん」になった若林が、自分と、社会と向き合い、辿り着いた先は。

キューバへの旅行エッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』では第三回斎藤茂太賞を受賞。

「生き辛い」と感じている全ての人に送ります。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163908878

若林さんのエッセイ集

最近オードリーにめっちゃハマっています。

芸人として昔から知ってはいたのですが、そこまでどっぷり見ることはしていませんでした。



少し前にラジオをよく聞くようになり、彼らの本当の面白さを知ったというか、それから彼らのことをテレビやラジオで追いかけています。

若林さんと春日さんの二人は、お笑い以外の分野でもいろんなことに挑戦し、活躍しています。



春日さんはボディビルや海外ロケなどもやっていて、若林さんは司会をやったり、本をいくつか出版していたりもします。

『ナナメの夕暮れ』はそんな若林さんによるエッセイ集です。



雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載がされていたエッセイをまとめたのとなっていて、休載を挟みながら3年ほど連載がされていました。

勇気をもらえる

ラジオやテレビを見ていても、若林さんの考えていることとか、性格とか自分と結構似ているな・・・と個人的には思っていました。

ちょっと捻くれていて、人と関わることをあまり好まなかったり、それでいて芸人としては成功したいと願っていて。

この本ではそんな若林さんの考えていることがすごく詳しく分かるような気がしました。



そして、おそらくこの本を手に取り、読もうと思う人のほとんどは結構勇気をもらったのではないでしょうか。

少なくとも自分はそうでした。



この本ではいろんなことが書かれています。

自分の才能の話や、偏頭痛の話のような身近な話もあったり。

読んでいて面白い内容のことばかりが決して長すぎない文量で書かれています。

長い旅を終えて・・・

そして、これは若林さんの長い旅の記録のようなものだとも思いました。

実際にキューバやモンゴルを訪れた一人旅の話もあるのですが、もっともっと長い自分自身の旅のことです。



芸人として売れていなかった頃の話から始まり、少しずつ世間に認知され始め、次第に社会との関わり方を見つけていくという、旅の記録のようなエッセイ集です。

読む人が読めば、なんでそんなことを?と思う人もいるかもしれません。



でも、人によってはそれが必要で、時間がかかるという人もいます。

僕も自分自身そうなんだと思っていて、若林さんの言葉には共感できることがたくさんありました。

そして、そっち側にいる人は結構勇気をもらえる本となっている気がします。

40歳となり

長い旅を終えて、若林さんと春日さんのオードリーの二人は今絶好調です。

本当の意味で油が乗ってきている感じで、いろんな活躍の場を広げています。



そして、個人的に一番好きなのは土曜日の深夜にやっているラジオです。

10年以上やっているオールナイトニッポンなのですが、こここそが彼らのホームというような気がします。



最近の風潮もあるのですが、仲の良いコンビ芸人ってやっぱり面白いな・・・と。

本当に友人と話をする子供みたいに話をしている様子はすごく楽しそうで、ちょっと羨ましくもあります。



芸人は浮き沈みが激しく、新しい人が出てきては消えていく世界でもあります。

でも、本当に力のある人は長く活躍している人もいます。



オードリーは本当にバランスのいいコンビだなーと改めて思います。

そして、オードリーきっかけで日向坂46にもハマりつつあります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*