
BUMPの2枚目となるアルバムです。
『THE LIVING DEAD』
BUMP OF CHICKENのインディーズ2枚目となるアルバムで、2000年3月にリリースされました。
メジャーデビュー後に再販もされていて、2004年に再発盤がリリースされています。
全編物語形式をとっているコンセプト・アルバムともなっていて、『Opening』から始まり、『Ending』で終わる全10曲が収録されています。
ある人物が『いくつかの物語』を持ってきて、それを語りかけるという形式となっています。
内容紹介
『勇気の唄』とでも言うような力強さに溢れた2ndアルバム!
https://tower.jp/item/1080284
「Opening」からはじまり「Ending」で終わる今作は、まるで1つの物語を読んでいるかのような作品。
ストレートに突き刺さってくる歌詞。そして力強さと表現力を増したサウンドからも、4人の成長が感じとれる1枚。
収録曲
01. Opening
02. グングニル
03. ベストピクチャー
04. 続・くだらない唄
05. ランプ
06. K
07. リリィ
08. Ever lasting lie
09. グロリアスレボリューション
10. Ending
2000年にリリースされた
『THE LIVING DEAD』は2000年にリリースされたBUMPの2枚目となるアルバムです。
インディーズデビュー作となる『FLAME VEIN』から1年ほど後にリリースされているもので、初期の彼らのアルバムです。
このアルバムは、ある人物の語りから始まります。
『Opening』にあたるのがそれで、いくつかの物語持ってきたと彼は言います。
その通り、このアルバムに収録されている曲は全てが物語形式となっていて、最後には全てを語り終える形で『Ending』となって終わります。
中学の頃とかに
このアルバムは僕が中学生の頃にみんなよく聞いていたCDです。
結構彼らはすでに知名度あるバンドとなっていて、今30歳前後の人であれば多くの人が知っているのではないでしょうか。
このアルバムには『Opening』『Ending』も含めて全10曲が収録されています。
静かな曲もあれば、結構アップテンポな曲もあったりして、盛り沢山な内容となっている気がします。
彼らの真骨頂
このアルバム、2枚目にして彼らの真骨頂というか、もうすでに彼らの全てが含まれている気すらします。
物語を語る手段としての音楽というのも非常に彼ららしいですし、アルバム全体を通して、短編集を読んでいるかのようなアルバムともなっています。
歌詞カードも前作に続き手作り感あっていい感じです。
その後の彼らの曲にも通ずる部分もあって、本当に真骨頂という感じです。
『K』という曲はファンも多い曲の一つで、黒猫と画家の話となっています。
お互い嫌われ者同士で・・・という内容なのですが、これだけでアニメとか映画になりそうな感動的な話でもあります。
『グロリアスレボリューション』は個人的に結構好きな曲の一つです。
カラオケとかでも歌いやすい感じで、歌い始めの歌詞がすごく好きです。
最初からもうBUMP
改めて思うのは、20年たった今でも、BUMP OF CHICKENは最初からもうBUMP OF CHICKENなんだな・・・ということです。
というか、初期の曲の方が純度が高いような気もしていて、若さと野心溢れる感じは今の彼らにはないものなんじゃないかと思います。
まだ自分たちのことをほとんどの人が知らないからこそできることもあるような気がしていて、それは成熟することで失われていってしまうものでもあります。
定期的に聴きたくなるアルバムの一つです。