感想・解説『HUNTER×HUNTER NO.36』

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HUNETR×HUNTERの最新巻です。

発売は約2年前となる2018年10月4日となっています。



数年前から、連載がちょこちょこ再開されるようになっていて、コミックス1巻分(約10話)連載しては休載というパターンが続いています。

暗黒大陸編が描かれていて、話は非常に複雑になってきています。

内容紹介

クラピカ主催の念の講習中に参加者の一人が殺害された。講習を続行しつつ、暗殺者を探すクラピカ。

一方、第2王子は第1王子の殺害に向かい、第13王子の部屋では異変が。不可解な事件が続く中、旅団が動き出し!?

https://www.s-manga.net/items/contents.html?isbn=978-4-08-881640-1

複雑すぎて・・・

今も連載が休載されているHUNTER×HUNTER。

コミックスとして発売されている一番新しい巻である36巻読み直しました。

久々に読んだのですが、こんなに複雑だったっけ・・・?と思うほどの密度と文字数の多さです。



いつからか連載が再開しては10話ほどが描かれるというパターンになっているのですが、こうなってからは話の密度が異常に濃くなっている気がします。

休載している間は、早く書いてくれ・・・と思いますが、いざ始まって読んでみると、一つの作品作りの形として正しいのではないか・・・?と思えるほど。



今は暗黒大陸編という、暗黒大陸という未知の地を目指す話が進んでいるのですが、まだまだ新大陸へは到着しそうにありません。

今描かれているのは、大陸へ向かっている船の中の話です。



船には王位継承戦を行っているカキンの王子たちだけでなく、20万人の人が乗っています。

読み返して、そんなに多かったのか・・・と驚いていますが・・・。

幻影旅団も登場し

そして、船に乗り込んでいた幻影旅団のメンバーたちも登場します。

クラピカからしたら因縁の相手でもあり、相当近くにいる状態となっているのですが、互いの接触はまだありません。



なんかこの巻を読んでみて、彼らがなぜこんなにも魅力的なのかが分かったような気がしました。

この船は、世界に存在している格差の縮図のような構図が描かれています。



王族から、一般人まで階層ごとに厳し区分けされている船で、階層間の行き来は簡単ではありません。

この辺りもまさに現実の格差社会を描いているような感じもあるのですが、そこに幻影旅団も紛れ込んでいます。



彼らはそんな世界の秩序に縛られない存在です。

彼らは『力』』を持つ事で、そんな世界の秩序から離れた無法な存在として描かれているのです。



クラピカからしたら因縁の相手ではあるのですが、彼らの存在がこの漫画の大きな魅力の一つになっていることは間違いありません。

動き始めた継承戦

そして、カキンの王位継承戦も徐々に動き始めています。

それぞれについている守護霊獣の能力も明らかになっていったりしています。



そして、念の存在が知れ渡り、念を習得しようとする王子も出てきています。

第4王位であるツェリードニヒはすごい勢いで念を習得していて、この船の中だけで極めてしまいそうな勢いです。

ハンゾーがハンター試験以来の再登場となっていて、能力を使うシーンもあったりして。



かなり複雑な話となってきてはいますが、しっかりと読むと分かるようにはなっています。

そして、小さなシーンに意味があったりもして、説明なく余白を読み取る能力も試されている気もします・・・。



言葉の説明もたくさんありますが、そうでない部分もバランスよく詰め込まれています。

今後どうなるんだろう・・・

今の話は、船の中という閉鎖空間が描かれています。

それは決して簡単に外に出る事のできない場所となっています。



描かれている王位継承戦の話は、あくまでも渡航途中の話でありながら、かなりの密度です。

その先の暗黒大陸には一体何があるんだろう・・・っていう。


幻影旅団も動き始めていて、彼らが第1層へ行ってしまったら一体どうなるんだろう・・・と思いながら、楽しみでもあったりして。


面白くなってきていることは間違い無いのですが、心配なのはこのペースで最後まで描き切ってくれるのだろうか・・・ということです。

連載再開はいつになるんだろう・・・。

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