感想・解説『黒子のバスケ EXTRA GAME』

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こういうドリームチーム的な話は大好きです。

『黒子のバスケ EXTRA GAME』

藤巻忠俊さんによる漫画『黒子のバスケ』の本編完結後に書かれた続編で、『少年ジャンプNEXT!!』にて2014年から2016年にかけて連載されました。

全8話となっていて、劇場版としてもアニメが制作されているストーリーを描いています。

story

【前編】
ストリートバスケの親善試合で日本チームを嘲笑うUSAチーム・Jabberwock。だがリコの父・景虎は誠凛の光と影やキセキの世代を集め、リベンジマッチを宣言する!! 今回限りの最強ドリームチーム、ここに集結!!

【後編】
圧倒的な力と技術のJabberwockに青峰&黄瀬のダブルチームが挑む!! 元帝光中最強タッグで敵を押す黒子達だが、点差が縮まらないまま第4Q突入に。体力切れで黄瀬が交代する中、もう一人の赤司が覚醒し…!?

http://www.shonenjump.com/j/rensai/list/kurokoextra.html

ドリームチームで

『黒子のバスケ EXTRA GAME』は2014年から2016年にかけて連載された後日談的な話となっています。

本編が完結した後に週刊ジャンプの本誌ではなく、『少年ジャンプNEXT!!』で連載がされました。

全8話のコミックスで言うと2冊のみの話となっているのですが、内容はまさにお祭りというか、これまでの物語の全てが詰まっていると言っても過言ではないかもしれません。



本編では別々の高校へ進学した『キセキの世代』がライバルとして描かれていて、そこに黒子と火神たちが挑んでいき・・・と言うような話でした。

このEXTRA GAMEでは、そんな彼らの前にさらなる強敵が現れます。



バスケの本場であるアメリカから来たチームに日本のチームがボコボコにされ、侮辱を受けます。

そんな彼らに一矢報いるべく彼らが集められます。



キセキの世代のメンバーたちと黒子、火神たちです。

そして、試合をすることとなり・・・と言う話です。



なんかアイシールド21の最後の方にあった話とめっちゃ似てないか・・・?笑

と思いながらも、個人的にはこう言うドリームチーム的な話はとても好きです。

強者たちがさらなる強者に立ち向かうべく結束すると言う話は結構ワクワクします。

リアリティラインが絶妙

この『黒子のバスケ』と言う漫画なのですが、本編も含めて絶妙なリアリティラインの設定がなされています。

ジャンプでバスケ漫画をやるとなると、誰しもが必然的に意識せざるを得ないのが『SLAM DUNK』という作品です。



これはもう疑いようのない大傑作バスケ漫画で、ジャンプでバスケというスポーツにおいて、新たに何が語れるんだ?というところから始めなければなりません。



そんな中、この作品はとても絶妙なラインでバスケというスポーツを描き、魅力的なキャラクターたちも多くヒット作となった漫画です。



基本的なチーム論や、精神論的なところはとてもリアルに描かれている作品です。

技術的な部分でちょっと(場合によってはかなり)誇張されていたり、あり得ない部分があったりしますが、多分バスケ好きな人でも娯楽としては許容できる範囲な気がします。



実際、YouTubeとかでNBAのスーパープレイとか見てたら、そこまで現実離れしてはいないんじゃないか・・・と思うほどの化け物が現実にもいるんだなとか思ったりもしますし。

挑戦者としての

日本バスケの上位の存在としてのアメリカというは、すごく真っ当でかつワクワクする展開でした。

(これもアイシールドと全く同じなんだけど・・・笑)



さらなる強者として現れたアメリカチームヘ立ち向かっていくキセキの世代たちのチームというのはすごく新鮮で、展開もスピード感ある感じとなっています。

一人一人見せ場があって、相手もしっかりと強い敵として描かれています。



多分、ページの都合上なのかアメリカサイドでピックアップされているのは二人だけとなっていますが、結構な強者として描かれています。

最終的な結果は・・・

読まずとも分かるかもしれませんが、なかなか熱い感じとなっています。

作品の魅力の詰まった

コミックスで言うと2冊だけで、メインとなる試合も一つだけの話ですが、この作品の魅力がたくさん詰まった話となっていると思います。

劇場版は見れていないのですがこれはどんな感じなんだろう・・・。



改めて面白い漫画だったんだなーと思いました。

さらなる続編は・・・大学編とか?

さすがに無いかな・・・

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