感想・紹介『ストリーミング、CD、レコード:ゲスの極み乙女』

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配信スタートしたされた最新アルバムです。

『ストリーミング、CD、レコード』

バンド、ゲスの極み乙女の5枚目となるスタジオアルバムです。

前作から約2年ぶりとなる2020年5月1日に配信が開始されました。



シングル曲である『ドグマン』、『秘めない私』、『透明な嵐』、『キラーボールをもう一度』を始め、全12曲が収録されています。

またリリースが発表された翌日には、収録曲の一つである『人生の針』の配信が開始されています。

収録曲

01. 人生の針
02. 私以外も私
03. 秘めない私 
04. 綺麗になってシティーポップを歌おう 
05. 哀愁感ゾンビ
06. ドグマン 
07. 問いかけはいつもためらうためにある
08. 蜜と遠吠え
09. 透明な嵐 
10. フランチャイズおばあちゃん 
11. キラーボールをもう一度 
12. マルカ

先行で配信されている

ゲスの極み乙女の最新アルバムである『ストリーミング、CD、レコード』を聞いています。

コロナウイルス の最中、2020年5月1日に配信が開始。

パッケージ版の発売に関しては詳しくはまだ発表されていない様子です。



全12曲が収録されているアルバムとなっています。

彼らのことは知っていたのですが、凄く表面的なイメージでしか見ていませんでした。

いつからか、彼らの曲をしっかりと聴くようになり、最近では結構ファンになりつつあるバンドです。

音楽の聞かれ方を

『ストリーミング、CD、レコード』というタイトルのこのアルバムなのですが、ストリーミング、CD、レコードといえば、それぞれ音楽の聞かれ方のことです。

レコードの時代があり、次第にCDが主流となっていき、今ではCDも廃れつつあり、(日本ではまだ残っていますが、)海外ではもう音楽のリリースはストリーミングが主流となっていると言います。



彼らがこのタイトルに何を込めたのか、その全ては分かりませんが、彼らなりにこの音楽の聞かれ方の変遷について何か思う事があるのだろうと思います。



『音楽の価値』というものは凄く曖昧なもので、測る事が難しいものでもあります。

1990年代、2000年代初めまでは、CDの売り上げが数値的に測ることのできる音楽の価値とされているような感じもありました。



しかし、いつからかCDは商品としての側面が強くなり、いい音楽を作る以外の方法でCDを売る事ができるようになっていきます。

そして、今ではサブスクリプションサービスによる月額で聴き放題というストリーミングサービスが主流となってきています。



その一方で、昔ながらのレコードへと回帰している人も一定数いるようにも思えます。

レコードでしか出すことのできない音や、空気のようなものがあり、それを求めているのです。



僕自身は今はサブスクのストリーミングで聞く事がほとんどです。

これは本当に便利で、WIFI環境やネット環境があれば、配信されている曲は数秒で好きなだけ聴く事ができます。

通信ができないところでも、あらかじめ本体にダウンロードしておけば、いつでも聴く事ができます。



一方でCDを買うこともあります。

好きなアーティストのCDは『持っておきたい』と思うからです。

多少お金を払っても『所有』しておきたいCDもあるからです。

レコードの味みたいなものは、あまり聞いた事がないので分かりませんが、いろんな音楽の利き方を使い分ける時代となっているのです。

そんな中で音楽の価値とは

そんな中で音楽の価値とは何で測れるのでしょうか。



ただ聞くだけであれば、その方法はたくさんあります。

YouTubeとかでMVが配信されていることも多いですし、サブスクサービスもたくさんあります。

その再生回数で価値を測ることもできるかもしれません。



でも、個人的には今はよりいい時代になっているというか、純粋に音楽を聞くことのできる時代になってきているなとも思っています。

最終的には『作り手がいいと思い、聞き手がいいと思う』。それが達成できればそれはいい音楽なのではないでしょうか。



知名度やCDの売り上げ、曲の再生回数なんてものは、あくまでも外にある物差しでしかなく、本質的には音楽の価値とは関係ないものなのかもしれません。

とにかく、自分がいいと思う音楽を好きなだけ聞けばいいんだ。と思います。

今回のアルバムでは

今回のアルバムで個人的に一番好きな曲は、1曲目にある『人生の針』という曲です。

メロディーも歌詞もいい感じ。1曲目として、このアルバムに引き込まれる気がします。



他にもシングルとして発表されている曲もいくつかあり、盛り沢山の内容となっています。

ツアーも予定されている模様。でも、このコロナ騒ぎでどうなるのかな・・・とう感じです。

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