
真実が語られるラストの第5話。
たくさんの人に見て欲しい作品です。
内容紹介
エミー賞10部門受賞!
https://warnerbros.co.jp/kaidora/detail.php?title_id=56644
これが真実。嘘の代償とは?
1986年に起きた<チェルノブイリ原発事故>
実話に基づいてリアルに描かれた緊迫の5時間の物語。
本作は、歴史上最悪の人災を衝撃的かつ感情を揺さぶる物語として描き出す、HBO製作の全5話のミニシリーズドラマだ。
1986年、旧ソビエト連邦のチェルノブイリ原子力発電所で大規模な爆発事故が発生。放射性物質がベラルーシ、ロシア、ウクライナばかりか、スカンディナビアや西ヨーロッパまで飛散した。
深夜の爆発は大混乱をもたらし、その後は何日も、何週も、何ヵ月もの間、人命が失われ続ける。
「チェルノブイリ―CHERNOBYL―」は、人間の勇気を描くと同時に、事故の原因や責任追及をやりすごそうとする政府の極めて非人道的な慣行と、災害の危険性を軽視したことから多くの命が犠牲になったことを明らかにする。ジャレッド・ハリス、ステラン・スカルスガルド、エミリー・ワトソンら、豪華キャストの共演も見どころの1つだ。
真実が語られる
ドラマ『チェルノブイリ』の第5話目となります。
DVDにて一気にまとめて見ました。
これは物語の締めくくりとなる第5話目となります。
ラストとなる5話目なのですが、ここでは大きな何かが起こることはありません。
後半はほとんどがレガソフによる裁判での語りとなっています。
でも、この5話目こそがとても重要であり、物語の全てを総括している話でもあると思いました。
とても分かりやすく真実を
裁判の場でレガソフが事故の『真実』を語ります。
現実の世界においてあそこまで詳しく説明があったのかは分かりませんが、画面の向こうにいる視聴者に説明をするという大切なシーンでもあります。
見た方は分かると思うのですが、この説明がめちゃくちゃ分かりやすいです。
原子力に関しては自分は素人で、このドラマを見ていく中で知るような知識しかなかったのですが、この最後の説明で全てがしっくりときたような気がしています。
なぜ事故が起こったのか、化学的に説明がなされるとともに、RMBK原子炉にあった欠陥が隠されていたことや、ヒューマンエラーが重なることによって起きたのだということがとても分かりやすく説明されます。
なるほどな・・・という感じでした。
他人事ではない
この『チェルノブイリ』というドラマ。一通り見て見て、決して他人事ではないのではないかと強く思いました。
現に私の住む日本でも2011年に福島第一原発での事故が起きています。
そして、僕はあまりにもこれらのことを知らなすぎたな・・・とちょっと反省に近いような感情が芽生えています。
福島第一原発のことだって、あれだけテレビなどで報道されていたにも関わらず、何が起きたのかいまいち分かっていないような気がします。
これらの二つの原子力発電所での事故、しばらくいろんな本を読んでみようかなと思っています。
嘘の代償
原子力や放射線は、人の想像を遥かに超えるような力とエネルギーを持っています。
5万年後まで残るとかいうセリフもあったりして、人の感覚とは大きくかけ離れた『何か』なのです。
上手く扱うことでたくさんの電気を生み出したりと、人類にとって素晴らしい貢献をしてくれるものでもあるのですが、逆に牙を剥いてきた時ここまで恐ろしいものなのか・・・と。
そして、このドラマは『嘘と真実』ということが繰り返し語られます。
誰が何を言おうと、どう思いたがろうと、真実は必ずあり、それは一つしかありません。
それを隠すことによって一時的に身を守ることもできるでしょう。
しかし、いずれは『嘘の代償』を払うときが来るのです。
それがまさにこのチェルノブイリの原発事故なのかもしれません。
チェルノブイリ原発のあったプリピャチという土地は、いまだにゴーストタウンとなっているそうです。
そして、たくさんの人が放射線によって後遺症を受けたり亡くなったりもしているのです。
本当に見てよかったし、たくさんの人が見るべき作品
『チェルノブイリ』というドラマシリーズ。全5話のミニドラマなのですが、本当に重要なことを扱っている傑作です。
世界中で一人でも多くの人が見るべき作品ですし、後世に長く残すべき作品だと思いました。
こんな作品を1000円程度で、5時間ほどで見れるなんて、なんて凄いんだろう現代は・・・。
あんな事故が起きておきながら、ここまで収束することができているのも、人類って凄いなと改めて思いました。
溶け出したチェルノブイリの炉心は『象の足』と呼ばれているそうです。
この写真もネットで見ましたが、恐ろしいですねこれ。
いまだに高い放射線を放ちながら残っているとのことです・・・。