
今更ながらこのゲーム。
『ポケットモンスター 赤・緑』
1996年に任天堂より発売されたゲームボーイ用ソフト。
『ポケットモンスター 』シリーズの一番最初となる作品で、赤と緑の2パッケージが同時発売されました。
ポケモン図鑑を集めることを目的に少年が旅に出て、ライバルと競い合い、悪の組織との戦いがあり、各地のジムを巡り、ポケモンリーグの四天王を倒すことを目指すゲーム。
付随する追加要素や、新しいポケモンの登場などはあるものの、この大筋は最新作まで一貫しており、1作目の時点でかなり基礎的な部分は完成されていました。
赤と緑でそれぞれにしかない要素も含まれていたりして、全てのポケモンを集めるためには、通信により交換をしなければなりませんでした。
さらに同様のパッケージの別バージョンとして、『ポケットモンスター 青』と『ポケットモンスター ピカチュウ』バージョンも発売されています。
そして本作のリメイク版として『ポケットモンスター ファイアレッド リーフグリーン』も発売されています。
概要:少年は冒険の旅に出る!
「ポケットモンスター 赤・緑」は、ポケモンの最初のソフト。
https://www.pokemon.co.jp/game/other/gb-rg/summary.html
カントー地方のマサラタウンに暮らす主人公は、オーキド博士から1匹のポケモンをもらって冒険の旅に出る!
記念すべき1作目
『ポケットモンスター 赤・緑』は1996年に発売された『ポケモン』シリーズの最初となる作品です。
今となってはほとんど全ての年代において認知されているであろうこのシリーズ。
ポケモンはここから始まったのです。
当時僕は小学生で、このゲームが発売されてすぐ買ってもらい、兄と共に遊んでいました。
一つのゲーム二人でやっていて、もどかしい部分もあったような気もしましたが、とても楽しく遊んでいた気がします。
既に完成されていた・・・
このゲームの凄いところは、今になって振り返ってみて改めて思うのが、最初の時点でもう完成されていたということです。
新作が何年かごとに発売され続けていて、新しい要素やポケモンが追加されてはいくのですが、『ポケモン赤・緑』をやるとその基礎が既に完成されていたことが分かります。
そして、隠しポケモンも含む初期の151匹のモンスターたち・・・。
これも今思えばなんという完成度の高さなんだろう・・・という感じ。
育成・収集・対戦・交換
面白いゲームの条件として、この4つの要素を含んでいることだということを聞いたことがあります。
ゲームに熱中する要素として、4つが重要であるというのです。
この『ポケットモンスター 』シリーズはまさにその4つを完璧に満たしているゲームです。
(というかこれ自体ポケモンのヒット後に言われ出したことなのかもしれませんん。)
最初に旅のお供となるポケモンを受け取り、戦わせて育て、新しいポケモンを集めていく。そして、時には友人たちと交換をしながらさらにポケモンを集めて、育てて・・・
ということを繰り返していくのがこのゲームシリーズなのです。
今思えば・・・
今思えばゲーム的には結構粗があったことも否めません。
エスパータイプがやたらと強かったり(実質弱点なかったような気がします・・・)、セレクトボタンを使うといろんなバグが発生したり、技の威力の設定がおかしかったり・・・。
なかなか隙のある作品でもあったりしたのですが、そんなことも今となっては面白さの一つのような気もしていたりして。
兄と一緒にやっていた、ちょっとしたことで喧嘩したりしたな・・・とか。
通信ケーブル持っている友達がやたらと重宝されていたりしたな・・・とか。
いろんな思い出のあるゲームの一つだったりして。
その後のポケモンシリーズの礎となる作品であるとともに、ゲーム界の歴史にも残っていることも間違いない作品です。
社会の教科書の近代振り返りみたいなページにも載ってたりした気がします・・・。