
つい最近配信が始まったRADWIMPSの新曲です。
コロナウイルス と闘う人たちに向けた曲とのこと。
『Light the Light』
ロックバンドRADWIMPSの新曲で、2020年3月23日に全世界同時に配信が開始されました。
配信が開始されるとともに、MVも公開されています。
2019年末頃から確認され、世界的に感染が拡大されている新型コロナウイルス。
3月にはWHOからのパンデミック宣言もあったりして、結構大変なことになっています。
そんな中急遽配信が始まったのがこの『Light the Light』という曲となります。
何かを変えようとしている
この曲を聞いてみて、MVを見てみてまず思ったのは彼ら、『何かを変えて、新しいことをしようとしているんじゃないか』ということです。
彼らはすでに日本ではトップクラスに成功しているバンドです。
この『Light the Light』という曲は、そんな彼らが、本格的に世界を視野に入れて音楽を作ろうとしているというような印象を受けました。
本質的にはRADWIMPSの音楽ではありながらも、何かを大きく変えようとしているような気がしていて、
『日本人以外も聞き手として想定している音楽』を作ろうしているような野心のようなものがこもっているような感じ。
歌詞はすべて英語で
歌詞はすべて英語となっていて、まさに今たくさんの人が必要としているんじゃないかっていう言葉が並んでいます。
そして、サウンドも今までの彼らとは少し違っているような印象。
世界的な音楽のトレンドのようなものを取り入れつつ、自分たちの良さも込めるというような微妙なラインを探している感じというか。
なんか少し前のONE OK ROCKみたいな感じだなーと思いました。
『Change』という曲を配信した頃の印象みたいな感じ。
彼らはプライベートでも仲がいいそうで、おそらく結構影響を受けている部分もあるのかなーとか思ったり。
MVも
MVも見てみました。
とてもシンプルな感じでありながら、文化的な壁を必要としないような感じとなっていて、歌詞も英語で表記されていたりします。
最後には野田さんの姿が映されたりもするのですが、今までの彼らとは少し違う感じ。
なるほどなーという感じ。
やっぱり何かを作り、批評される側にいる人たちは強いです。
結局何かを動かしたり、人に何かを与えることができるのは『批評される側』にいる人たちであることは間違いありません。
コロナウイルス の感染拡大という有事の際にも、音楽は力を持っていると思います。
この曲のタイトルにもあるように光を与えることができると思います。(本当に)
何かが起こると
何かが起こり、最低限の生活が脅かされると、小説や映画、音楽というような嗜好的な文化は後退しがちです。
でも、僕はそんなことはないと思っていて、何かがあった時こそ、こういう文化的なものが力を持つこともあると思います。
形ないものだからこそ与えられることがあるはずです。
これを書いているのが3月末ですが、まだまだ感染は治る気配がなく、特効薬的なものもまだです。
街を歩くのも不安だったりして、自分の家族とかがかかったりしないかな・・・とか不安に思ったり。
夏に開催が予定されていたオリンピック、パラリンピックも延期が決定・・・。
どうなることやらという感じですが・・・。
いつかは終わるはず
経済も脅かされているのですが、きっとこの苦難を乗り越えることができるとも思っています。
今が『シン・ゴジラ』の序盤のような『日本、アカンな・・・』という段階のような気もしていて、最終的にはきっとうまく行くような気もしています。
オリンピックもきっとうまく行くと信じています・・・。