
引き続き映像研2巻目。
JK3人娘、巨大ロボアニメ制作に挑戦!
予算審議委員会で芝浜高校全校に存在感を示した映像研。
https://bigcomicbros.net/comics/9041/?release_date=all
浅草達3人の元にロボット研究部から
文化祭のPRアニメ制作の依頼が…!
【巨大ロボ「SHIBA8」vs.怪獣「テッポウガニ」】
監督:浅草みどり
アニメーション:水崎ツバメ
プロデューサー:金森さやか
「私が生きる」ってことは、こういう物をつくるってことなんだ!
気合い入ってます! みてください!
さあ、上映開始--
SNSで脅威の拡散!!
アニメ制作×JK、青春冒険譚、第2弾!!
ロボットアニメ制作開始
『映像研には手を出すな!』の2巻読みました。
この巻でも引き続き、映像研の活動の様子が描かれています。
1巻の最後にはアニメを生徒会の前で披露し、その話はひと段落し、この巻では新しい話が始まります。
一応活動を認められた映像研のもとに、ロボット研究部からアニメ制作の依頼が来ます。
いろいろありながらも、ロボ研と映像研は和解し、アニメ制作進めていくこととなり・・・。
難航していたアニメ作りだったのですが、なんとか完成させることができ、最終的には文化祭で披露することとなります。
こだわりを知ることができる
なんか、この巻ではいろんな人たちの『こだわり』を知ることができたような気がしました。
ロボ研からアニメ製作を請け負うにあたり、金森さんはお金を受け取りますというようなことを言います。
そして、『仕事に責任を持つためにお金を受け取ることが重要』というようなセリフがあります。
この台詞は結構真理をついているような気がしていて、金森さんというキャラの根幹をなす考えのような気もしたりして。
これは、自己満足で終わらせるだけではいけないんだという、作者の考えも反映されているような気もしました。
アニメはあくまでも別の誰かに見せるためにあるんだという。
水崎さんのこだわり
そして、最後の方に水崎さんのこだわりが語られるシーンもあったりします。
アニメは実写と違って、人が絵を描いています。
なので、その細部までに人の意思がしっかりと入っていて、そういう細部にいかに注意を払っているかがアニメ作りでは大切だ。というようなことを言っています。
多分、これはこの作品を通して、そしてアニメ制作ということに関するとても重要な部分です。
僕はアニメ制作をしたことがないので言われるまで分かりませんでしたが、
確かに言われてみればアニメには無意識が介入する余地はありません。
その隅々までを人の意識を持って描かなければならないのです。
そして、それこそがアニメのクオリティに差をつける要素でもあるのです。
ロボ研の人たちも熱かった
そして、序盤に語られるロボ研の人たちの想いもなかなかに熱かったです。
『人型ロボを作ることに合理性はない』というようなことが語られるのですが、それでもロマンを追いかけたいんだ・・・というこの感じ、なんか分かる気がします・・・。
それからの映像研との和解のくだりも面白かったです笑。
この巻では映像研の3人がラーメン食べるシーンや、銭湯に行くシーンもあったりします。ここでのやりとりも個人的には結構好きだったりして。
この3人結構バランスよく描かれていて、本能の人と、理性の人と、感覚の人とみたいな感じで、良い感じです。
ロボットの話はこの巻で終了。次の巻からはまた別の話が始まります。
3巻の感想はまた。