感想・解説『映像研には手を出すな!①』

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映像研5連発いきます。
乃木坂出演の実写版に備えて一気読みしました。

アニメ制作×女子高生、青春冒険譚!

アニメは「設定が命」の浅草みどり、カリスマ読者モでアニメーター志望の水崎ツバメ、金儲けが大好きな美脚の金森さやか。

ダンジョンへ、戦場へ、宇宙へ--想像の翼を広げて、電撃3人娘が「最強の世界(映像)」を創り出す!

「月刊!スピリッツ」連載時より
SNSで「すげえ漫画が始まった!」と
驚異の拡散! 天才、出現!!

https://bigcomicbros.net/comics/5734/?release_date=all

『映像研には手を出すな』

『映像研には手を出すな!』は大童澄瞳(おおわらすみと)さんによる漫画です。

『月刊スピリッツ』の2016年9月号より連載が始まり、現在も連載中となっています。



既刊は全5巻となっていて、NHKにてアニメ化、2020年4・5月にかけてはテレビドラマ化、実写映画化もされる予定となっています。



実写版には乃木坂46のメンバーが出演していて、主役の浅草みどり役は齋藤飛鳥さん、金森さやか役は梅沢美波さん、水崎ツバメ役は山下美月さんが演じています。

映画は2020年5月15日公開予定となっています。

始まりとなる巻

少し前から気になっていた作品である『映像研には手を出すな!』。

乃木坂工事中では齋藤飛鳥さんが紹介していたり、東野幸治さんのYouTube『幻ラジオ』でも毎週アニメを楽しみにしているという話も聞いたりして、結構気になっている漫画でした。



まだ連載中の作品であり、5巻まで発売されているということを知り、まとめて買って一気に読みました。



始まりとなる1巻は、3人のメインキャラクターたちのキャラ設定が示されるとともに、アニメ制作を行う映像研を立ち上げるところが描かれています。

最後には生徒会の面々に自分たちの作ったアニメを見せて、これから楽しみになってきた・・・というような感じで次巻へとなっています。

3人のキャラクター

メインとなるのは3人の女子高生たちとなります。



主役となるのは浅草みどりという女の子です。

人付き合いが少し苦手でありながらも、いろんなことを空想するのが好きで、いつかそれをアニメとして作り上げたいと思っています。



そして、もう一人は金森さやかというキャラクターです。

彼女は背が高く、外見は弱虫ペダルの御堂筋くんみたいな感じです。

お金を稼ぐことや、相手を論破することに長けていて、映像研のプロデューサー的な存在となっていきます。



そして最後の一人が、水崎ツバメという女の子。

彼女は両親ともに俳優をしていて、彼女自身も読者モデルとしてそこそこ有名だったりもします。

恵まれている女の子でもある彼女も、実はアニメーターになりたいという夢を抱えていて、映像研のメンバーとして活動していくこととなるのです。

そんな3人が

そんな3人がやりとりをしながら話は進んでいきます。

結構特徴的な絵もあったりしたりして、途中にみどりの思い描く設定画のようなページも差し込まれていたりもします。



どこまでがリアルなのかが、おそらく意図的にはっきりしないまま進んでいくような感じの漫画となっています。

これはまさに漫画でしかできないようなことでもあるような気もしたりして。


読んでいてすごく思ったのは、作者の大童澄瞳さんという方。

この人はすごく深い部分で『何かを作り上げる喜び』と、『何かを見せる喜び』を知っている人なんじゃないかなーと思いました。

苦労や、困難もあって、必ずしも楽しいことばかりではないのですが、その過程も全部ひっくるめて、何かを作ることを愛しているような感じがします。(多分)

そんな人が描くからこそ、この作品は面白いものとなっていると思いますし、作中のキャラたちの感動とも共鳴する部分もあるのだと思いました。



そんな感じで、1巻終わり。続いて2巻いきます。

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