感想・解説『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。②』

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MTG漫画第二弾。

内容紹介

流行のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を通して、交流を深めていく、はじめと慧美。そんな中、二人は東京に出かけることに!

特別特典マジック:ザ・ギャザリング公式プロモカード「ショック」付き。

https://web-ace.jp/shonenace/contents/361/comics/1976/

話が進む2巻

最近発見してハマっている『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』の2巻となります。

2019年8月26日に発売されていて、第5話から第8話までの4話分が収録されています。



この間では、はじめと慧美とカードショップの仲間たちが東京へ遠征へ行きます。

そこで東京での強者たちと戦い、八雲という同年代の友人との出会いもあったりしながら。

プールへ行って水着の回もあったりして、最後には時間が流れた後の何かが示されていたりもして・・・。という巻。

カードゲーム的な要素

ラブコメ的な要素もありながらも、しっかリトカードゲームの要素も書いているのがこの漫画の面白いところです。

同じくカードゲームを描いている漫画といえば、『遊戯王』が1番メジャーな作品かもしれませんが、この漫画とは大きく違うところがあります。



それはこの『すべての人類はー』は過去を描いている漫画だということです。

過去に実際にあったカードを取り上げ、実際に流行った戦略や、当時のカード環境などが書かれているのです。



それはある種、楽なことであるのかもしれませんが、なかなか難しいことのようにも思えます。

新しいカードや戦略を考えなくてもいいというのはあるのかもしれませんが、当時の環境などの細かい部分は分からないはずです。

おそらく二人は結構若い頃、このカードゲームやっていたのかな・・・?という。

新たな登場人物

そして新しく二人と出会い、友人となるのが諏訪原八雲という女の子です。(この巻では性別は曖昧にされていたりしますが。)

二人と同い年で、かなりの強者でもあるこの八雲ちゃんというキャラがなかなかいい感じ。



おそらく、自分の学校ではあまり溶け込めてはいなくて、初めて同年代の友人ができたような感じで。



そして、はじめと慧美ちゃんは二人ともが勘違いしているところも可愛いところ。

今後も重要キャラとして登場しそうな感じがします。

ラストは・・・?

走り出したように見えた二人(三人)の青春なのですが、最後にはちょっと怪しい何かが示されます。

成長した慧美が過去を思い出しながら何かを思う・・・というようなシーンがあったりして。

何なんだろう・・・これはという感じで、気になって仕方がありません。



この漫画の独特なタイトルも、読む前は全くわかりませんでしたが、読みだすとなるほどなという感じで。



『すべての人類を破壊する』というのは、ノストラダムスの予言にかけられていて、『それらは再生できない』というような言い回しは、MTGのカードの説明文的なものだったのか!という。

おそらく今後もこの二つを軸に話は進んでいって、何処かでそのふたtが交差するのではないかと。

時間の流れも作中で意味ありげに示されていたりもして。

キャラが魅力的だし

やっぱり横田卓馬さんの描くキャラクターはとても魅力的で、好きだなーという感じです。

特に女の子の描き方。大体何かギャップを持っていたりして、恥ずかしがっているような顔の描き方もとてもうまいです。



発売済みの3巻も読みましたが、これも面白い展開で・・・

3月末には4巻も発売が予定されています。

これも楽しみだー。

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