感想・解説『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。①』

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月刊少年エースにて連載中の漫画で、原作は伊瀬勝良さん、漫画は横卓馬さんがそれぞれ担当。

2019年5月25日に1巻が発売されています。

内容紹介

神納はじめは、仲の悪い学校の優等生・沢渡慧美と、流行のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を通じて、交流を深めるが……!?

特別特典マジック:ザ・ギャザリング公式プロモカード「悪魔の布告」付き。

https://web-ace.jp/shonenace/contents/361/comics/1898/

MTGを題材とした

『全ての人類を破壊する。それらは再生できない。』の1巻を読みました。

横田さんの漫画のファンでいろいろと探していたところこの作品も発見し、Amazonで購入。

そんなに巻数はまだ出てはいませんが、面白うそうだなーと思い読んでみました。



内容は全く知らない状態で読んだのですが、この漫画はマジック・ザ・ギャザリングというカードゲームを扱った漫画です。

マジック・ザ・ギャザリング(MTG)とは1993年に発売された世界初のトレーディングカードゲームです。



いまだに世界で2000万人以上のプレイヤーがいるとされている世界一のカードゲームと言われていています。

日本の若者たちの間では遊戯王やポケモンカードの方がポピュラーかもしれませんが、日本でも決してマイナーではないカードゲームです。

舞台は1998年

そしてこの作品の舞台は今から約20年前となる1998年となっています。

2000年を前もうすぐ控え、『世紀の終わり』として独特の雰囲気だった頃の日本が舞台です。



主人公は加納はじめという、どこにでもいそうな男子中学生。

ちょっとオタク気質であり、中二病のきらいもあるような男子で、友達とカードゲームを楽しんでいる中学生です。



そんな彼がある日訪れたカードショップで出会うのが、同級生である沢渡慧美という女子生徒。

学校内では成績も一番で、優等生の彼女がMTGが大好きだという秘密を知り・・・。



というような感じの話。

いわゆる『ボーイミーツガール』的な話です。

MTGとは?

マジック・ザ・ギャザリングには、僕も中学生くらいの頃結構ハマっていました。

ルールは少し複雑だったような気もしましたが、中学生でも決して理解できないほどではありません。



今思えば、とてもよくできているカードゲームで、しっかりとやり込めばとても面白いゲームだろうなーとかも思ったり。



土地カードから『マナ』というエネルギーを生み出し、それをコストに魔法を使ったり、モンスターを召喚したりして戦うゲームです。

赤・青・緑・白・黒と基本となる5つの色があり、それぞれ特徴があるカードがメインとなっていていたりして、それを組み合わせてデッキを作るのです。



組み合わせは豊富で、好きなカードを使ってもいいし、いろいろなカードを組み合わせてもいいし、とても戦略の幅の広いカードゲームでもあります。

なんともいえない終末感・・・。

さらに読んでいると、この漫画は思わず微笑んでしまうような小ネタや、懐かしいサブカルのようなものに溢れていました。

そして、当時は『ノストラダムスの大予言』が結構現実味を帯びていた絶妙な時代でもありました。



当時僕は9歳くらいで、この漫画の登場人物よりは少し若いかもしれませんが、ほぼほぼ同じ時代を生きてきました。

カードゲームの要素も本格的にありながら、懐かしい部分もあり、恋愛的な要素もあったりして。



またしても、面白い漫画発見というような感じです。

現在3巻まで発売されていて、それぞれ感想書いていきます。

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