感想・解説『ONE PIECE 95巻』結構重要なことが明かされる巻かもしれません

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年12月28日に発売さえたONE PIECEの最新刊です。
第954話から第964話までの11話が収録されています。

ONE PIECE最新刊

ONE PIECEの最新刊となる95巻が発売されました。

ワノ国編が引き続き続いていて、もう少しでカイドウとの全面戦争が始まりそうな感じとなってきました・・・。


この巻はルフィたちの姿を描くというよりは、その周りを描く部分が多い巻です。

そして、結構重要な、面白いことがいくつも明かされている巻でもあると思います。


カイドウとビッグ・マムとの同盟や、世界会議で起きた事件とサボの死?の話。

そして、七武海制度の撤廃も可決されたようで、元七武海のハンコックやミホークが追われる様子が描かれていたり。

若い頃に白ひげとビッグ・マム、カイドウが同じ船に乗っていたというロックス海賊団の話もあったりします。


そして、読んでいる人ならば誰しもが気になっている四皇と呼ばれている海賊たちの懸賞金が明かされるとともに、ロジャーと白ひげの懸賞金額も明かされます。

おそらく、これはONE PIECEという作品においてとても重要な意味を持つことです。


作品における懸賞金の頂点と言える額が明かされたとも言えます。

これを超える海賊は現時点では存在しないということだからです。


最後には光月をメインとする、ワノ国の過去編も始まります。

これは現在進行形でジャンプでも続いています・・・。

盛り上がってきたけれど・・・

最近のONE PIECEはこれまでに明かされていなかったとても重要なことが明かされていっているような気がします。

そして、少しずつ終わりに近づいていっているような気もしています。


面白い作品に対して僕らは複雑な感情を抱くことがあります。

それは『早く先を読みたいけれど、終わってほしくない』という二律背反的な感情です・・・。


最近のONE PIECEはまさにそんな感じがずっと続いていて、新世界における強者たちが本格的に戦う場面が描かれています。

早く先を読みたい・・・と強く思うとともに、終わりに近づいていっているとも思うと少し寂しくもなります。

(とはいっても、まだまだ数年は終わらないとは思いますが・・。)

若い頃の

おでんの過去編は、現在のジャンプでも続いていますが、これが本当に面白い・・・。


若い日のロジャーや白ひげとの冒険が描かれていて、彼らが戦う姿も描かれます。


ロジャーは最初から登場していながらも、今まで作中では詳しく語られることのなかった人物です。

物語上で重要な意味を持っている人物であることは間違い無いのですが、彼の話は今まであまりありませんでした。

それが今、本格的に描かれ始めています。


小さい頃のシャンクスや、黒ひげ、マルコなんかも登場したりして・・・
ファンにはたまらないと思います。

もうすぐ100巻で

ONE PIECEももうすぐコミックス100巻が近づいてきました。


すでに漫画の売り上げとしては世界一となっている作品でもあり、後世にも残り、影響力を持つこととなる作品であることは間違い無いのですが、100巻では何かがありそうな気もしています・・・。

おそらく、ワノ国編は99巻までで何かしらの終わりを迎え、100巻で物語上重要な何かが描かれるのでは無いかと勝手に思っています。


このままいけば2〜3年後くらいかな・・・。


楽しみすぎますが、まだまだ謎がたくさん残っている話でもあるのです。

悪魔の実とはなんなのか・・・Dの一族とはなんなのか・・・ラフテルとはなんなのか・・・ロックス海賊団のやろうとしていたこととは・・・。

世界の勢力図を変えると言われている海軍のSSGとはなんなのか・・・


考え出すとキリがありません。


これだけの話を週刊連載で作っている尾田栄一郎さん・・・
本当に怪物のような人ですね。

無尽蔵とも思えるほどのキャラクター造形能力も本当に凄いと思います。


そして、ワノ国に重要な意味を持たせるあたりも、日本人の自尊感情をくすぐるようでうまいな・・・と思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*