
最近ハマっているCreepy Nutsという二人組。
彼らのミニアルバムです。
『たりないふたり』
ラッパーのR-指定とDJ松永によるユニットCreepy Nutsによるミニアルバムで、2016年1月20日に発売されました。
『合法的トビ方ノススメ』や表題曲である『たりないふたり』を含む全5曲が収録されています。
収録曲
1. 合法的トビ方ノススメ
2. みんなちがって、みんないい。
3. 爆ぜろ!! feat.MOP of HEAD
4. 中学12年生
5. たりないふたり
すごい二人組
最近よく聞いているCreepy Nutsの曲。
彼らのことを知ったのは最近のことなのですが、一通り曲をダウンロードして最近よく聞いています。
Creepy NutsはラッパーのR-指定さんと、DJ松永さんによる二人組ユニットです。
この二人。彼らのことは知れば知るほど二人共が本当にすごい人です。
ラッパーとしてフリースタイルを得意とするR-指定さん。
フリースタイルダンジョンという番組で今はラスボスとして君臨している実力者です。
一方の松永さんもDJとして世界大会で優勝するなど、相当な実力の持ち主です。
しかし、そんな彼らの作る曲は意外とも思えるほど謙虚というか、とても庶民的と思えるような曲ばかりです。
誰しもが共感することができるような曲が多い気がします。
合法的な
1曲目に収録されているのが『合法的トビ方ノススメ』という曲です。
この曲はのちに発売される『クリープ・ショー』というアルバムにも、少しアレンジされて収録されています。
この曲は聞いていて本当に気持ちのいい曲です・・・。
ラップの心地よさってこういうことなのか・・・ということを改めて知ることができるような曲です。
合法的なトビ方としての音楽について歌っている曲となっています。
そして、実はとても深いものを扱っている曲でもあると思います。
音楽とはなぜあるのか。ラップとはどういうものなのかということを歌っている曲だと思います。
『気持ちいいことしよう〜』という歌詞にもあるようにまさにそんな曲です。
『たりないふたり』
そして、アルバムのタイトルともなっている『たりないふたり』という曲。
僕はこの曲を聞いてとても勇気をもらいました。
この曲に限らず、彼らの曲に限らず、HIPHOPというものは本質的には弱者の音楽なのだということを改めて知ったような気がします。
『たりないふたり』という曲もまさにそうです。
自分たちの恥ずかしい部分や弱い部分をさらけ出している歌詞でありながら、聞いてみると勇気をもらえる曲です。
とにかく一回聞いてみる
個人的には彼らの曲は歌詞カードなどを見ることなく、まずは一回聞いてみるのがいいと思います。
韻を踏んでいるということも意識することなく聞いてみても、単純に音楽として『耳』が気持ちいい曲ばかりです。
その上で、歌詞を見て、どのように韻を踏んでいるかということも分かればよりすごさが分かる気がします。
作品として作るHIPHOPの曲は、フリースタイルとはまた違うといいます。
即興でやるフリースタイルに対し、作品として作る曲は時間をかけて作ることができます。
だからこ完成度が高いものとなるのですが、フリースタイルのような即興性は無くなってしまいます。
『即興性』と『質』この二つがラップの肝とも言えるのかも知れません。
(あまり詳しくはないのですが・・・)
活躍の場を広げている
Creepy Nutsの二人はどんどん活躍の場を広げています。
それぞれの本業ももちろんのことですが、オールナイトニッポンのパーソナリテイーもやっていたりします。
どこで見ても彼らは本当に謙虚です。
なんの世界においても本当に実力のある人は謙虚なものなんだな・・・と改めて知りました。