感想『ニュートンの林檎:椎名林檎』初のベスト盤

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椎名林檎のベスト盤発売されました。

『ニュートンの林檎』

シンガーソングライターである椎名林檎の初のベスト盤となるアルバムで、2019年11月13日に発売されました。

1998年から2019年までのシングル14枚、アルバム9枚を総括したオールタイムベストとなっています。


CD2枚組となっていて、アルバム未収録となっていた『幸福論』や『真夜中は純潔』、『りんごのうた』なども収録されています。


さらに、それぞれのディスクに1曲ずつ新曲が収録されています。

また、特典付きの初回限定版も発売されています。

収録曲

▪️DISC1
1. 浪漫と算盤 (LDN ver.)
2. 幸福論
3. すべりだい
4. 正しい街
5. 歌舞伎町の女王
6. 丸ノ内サディスティック
7. ここでキスして。
8. ギブス
9. 罪と罰
10. 本能
11. 真夜中は純潔
12. 迷彩
13. 茎(STEM) ~大名遊ビ編~
14. りんごのうた
15. 丸ノ内サディスティック (neetskills remix) (ボーナストラック)

▪️DISC2
1. 公然の秘密
2. この世の限り
3. 流行
4. 旬
5. 自由へ道連れ
6. カーネーション
7. NIPPON
8. ありあまる富
9. 青春の瞬き
10. 人生は夢だらけ
11. おいしい季節
12. 獣ゆく細道
13. 長く短い祭
14. 目抜き通り
15. ジユーダム (ヒャダインのリリリリ☆リミックス) (ボーナストラック)

初のベスト盤

楽しみにしていた椎名林檎のベスト盤、ついに発売されました。

早速AppleMusicでダウンロードして聞いています。


今回は初のベスト盤となっていて、今までアルバムに収録されていなかった曲もいくつか収録されています。

『幸福論』や、『真夜中は純潔』など、これは本当に嬉しいところです。


改めて一通り曲を聞いてみたのですが、やはりこの人はすごいですな・・・。


デビュー曲である『幸福論』なんかも本当にいい曲です。

小説家なんかも、デビュー作にはその作家の全てが既に表れている。というようなことを言います。


アーティストもそうではないかと思います。

この『幸福論』という曲はとても素直に女の子の気持ちを描いている曲です。

それでいて、とても本質的なことを歌っている曲でもあるとも思います。

消費されない

椎名林檎という女性の凄いところは、時代や流行に『消費されない』ところだと思います。

この人の作る曲はどこか存在感があり、唯一無二感があるような気がします。


『幸福論』もそうですが、『ギブス』や『本能』なんかも今聞いても色褪せることがありません。

おそらく今の若い人が聞いても、リアルタイムで聞いていた人達と同じような感想を抱くような気がします。


それでいて、新しい曲もしっかりと新鮮さがあります。

それが凄いところだな・・・と。

コラボ曲も

そして、このアルバムには他の人とのコラボ曲も収録されています。

宇多田ヒカルさんや、宮本浩次さんなどとコラボしています。


宇多田ヒカルさんとのコラボ曲はいいですな〜。

この2人は共通して消費されない強さを持っています。

いろんな歌手が出てきては消えていくような、競争と淘汰が激しい音楽業界において、それは本当に凄いところです。

この先、としを重ねてもこの2人はいい意味で変わらないところは変わらず、変わるべきところは変わりながらも進んでいく気がします。

他にもたくさんの

一通り聞いてみて、他にもいい曲ばかりです。

『ありあまる富』なんかは個人的にとても好きな曲です。

『長く短い祭』も結構好きな曲です。


椎名林檎のことをよく知っている人も、あまり知らない人もとても満足できるようなベスト盤となっていると思います。

そしてこれからもこの人には注目していかなければならないな・・・と改めて思いました。

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