感想『SING』吹き替えも魅力たっぷりの音楽映画

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何年か前に公開された音楽映画です。

『SING』

2016年に公開されたフル3Dアニメ映画です。

日本では2017年3月17日に公開されました。


監督はイギリス出身のガース・ジェングニスで、イルミネーション・エンターテインメントにより製作された作品です。

声の出演としてマシュー・マコノヒーやスカーレット・ヨハンソンなどが参加しています。


日本語版では、内村光良さんやMISIAさん、長澤まさみさん、スキマスイッチの大橋卓弥さん、トレンディエンジェルの斎藤司さんなどが吹き替えを担当しています。

あらすじ

小さい頃から舞台に魅せられ、劇場主となったコアラのバスター・ムーンであったが劇場は不振が続いていた。

関係者への賃金の支払いもままならず、銀行からも返済の催促がくるような始末。


そんな時、バスターは劇場に人を集めるべく賞金1000ドルの歌のオーディションを行うこととする。

しかし、イグアナのミス・クローリーの手違いにより賞金10万ドルと書かれたチラシが街中へばらまかれてしまう。


翌日、チラシを見たたくさんの動物が劇場に集まる。

オーディションを突破し、ブタの主婦であるロジータ、窃盗団の息子であるゴリラのジョニー、ストリートミュージシャンのネズミであるマイク、パンクロッカーのヤマアラシであるアッシュなどが選ばれる。

バスターは演出や衣装を考え、それぞれ思いを抱えながら本番を迎えるのだが、10万ドルの賞金を準備していないことがバレてしまい、さらに水を使った演出も失敗し、劇場は崩壊してしまい・・・。

音楽アニメ映画

『SING』は2016年に公開された映画です。

劇場では観れていないのですが、1年前くらいにAmazonPrimeで観ました。


字幕版と、吹き替え版と両方観たのですが、吹き替え版もとても良かったです。

日本語吹き替え版は、どこか違和感があるので基本的にあまり好きではないのですが、この映画の場合は新しい魅力が吹き替えによって付け加えられていると思いました。


この映画では、実際のヒット曲がたくさん使われています。

日本のきゃりーぱみゅぱみゅの曲もあれば、カーリー・レイ・ジェプセンの曲や、テイラー・スイフト、フランク・シナトラの曲などが使われています。


字幕版でもとても綺麗に曲が歌われているのですが、吹き替え版もMISIAさんやスキマスイッチの大橋卓弥さんなどプロのミュージシャンが歌っています。

プロのミュージシャンだけあって、その歌唱力はさすがです。


特にMISIAさん・・・。この人は本当にすごいんだな・・・。と改めて。

スクラップアンドビルドの話

ストーリーはある意味でとてもベタなものとなっています。

小さい子供から、大人や主婦まで、誰しもが楽しめる話です。


ムーンというコアラが落ち目の劇場をなんとかするためにオーディションを行うのですが、一度は失敗し、そこから立ち上がり、最終的には大成功することとなるのです。


オーディションの参加者はとても多彩です。

たくさんの子供を抱えている母親もいれば、窃盗団の息子もいます。
内気な女の子もいれば、小さなネズミもいます。


それぞれがそれぞれの悩みや鬱屈を抱えていて、オーディションを何かを変えるきっかけにできやしないかと思っています。

普段の日常から少し離れ、ステージの上で輝くことを夢見ています。


おそらく観ている誰しもが共感できる部分をどこかに見つけられるはずです。

最後は普通に音楽ライブを観ているかのようで純粋に楽しめるはずです。

イルミネーションのアニメーション

イルミネーション・エンターテインメントは他にもたくさんのアニメを生み出しています。

『ミニオンズ』や、『ペット』、『グリンチ』など、そして今後も『ペット2』なんかも公開予定とのことです。

そして『SING』の続編である『SING2』も2021年頃に公開が予定されています。

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