感想『25:Adele』世界規格の音楽・・・。

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世界中で大ヒットしたアルバムです。

『25』

イギリスのシンガーソングライター、Adeleの3枚目のアルバムで2015年11月20日に発売されました。

前作の『21』から約5年ぶりとなるリリースとなりました。


2015年に世界で一番売れたアルバムであり、グラミー賞の最優秀アルバム賞を始め、数多くの音楽賞を受賞しています。

シングルとしてリリースされていた『Hellow』や『Water Under The Bridge』を始めとした全11曲が収録されています。(日本盤はボーナストラックとしてさらに3曲を収録。)

収録曲

世界でヒットする音楽とは

『25』はアデルの3枚目となるアルバムです。

洋画を聴くようになって知ったのがこのアルバムでした。


聴いてみて、世界にはすごい人がいるもんだな・・・と凄く思いました。


正直、この人の凄さとこのアルバムの凄さは、1曲目の『Hello』を聞けば一発でわかります。

この曲はこのアルバムのリードトラックともなっている曲で、MVも製作されています。

そして、このMVは25億回も再生されています・・・凄すぎる・・・。


曲も歌声も、本当に世界でヒットする音楽とはこのようなものなのだということを突きつけられるかのようです。


ちなみにこの曲はONE OK ROCKのTAKAさんがカバーしています。

これはこれで圧巻です・・・。

男性であり、日本人であるのにも関わらずこの人は本当に歌が上手いんだな・・・と。

アルバム初週売上世界一

アルバムの初週売上で世界一となっているアルバムである『25』。

このアルバムは『Hello』以外もたくさんいい曲が収録されています。


シングルとしてリリースされている『Water Under The Bridge』もとてもいい曲です。

『River Lea』も流れるような曲でとてもいいです。


彼女の音楽はどのようなジャンルに属しているのでしょうか。

日本人歌手で彼女のような人がいるかどうかと考えた時、少なくとも僕は誰も思い浮かべることができませんでした。


日本人の歌手は良くも悪くもドメスティックな世界で成功するだけで十分なのです。

日本というマーケットは決して広くはないのですが、狭すぎることもなく、それだけでもしっかりと成立しています。

だからこそ、外へ出ていくという強いモチベーションは生まれにくいとも言えます。


分かりやすく言えば、日本の芸術家は日本国内で成功を収めればそれだけで十分なのです。

しかし、Adeleのような世界的なアーティストを見ると、日本という国がいかに狭いかを思い知らされます。

そして、日本の留まっていることの限界のようなものを痛感せざるを得ません。

Adeleは別規格すぎました・・・

『25』だけでなく、Adeleの他のアルバムも聴いてみたのですが、この人はあまりにも別規格すぎました・・・というのが正直な感想です。

国や文化や言語を越えるような強く、普遍的な音楽を作っている人なんだなと思います。


そして、何よりも彼女の歌声。

『Hello』を初めて聴いた時には鳥肌ものでした。

生で聴いたらさぞ凄いんだろうなと思います・・・。

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