感想『ONE PIECE STAMPEDE』総動員のお祭り映画

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新作映画公開されたので早速見てきました。
結局、面白かったです・・・。

『ONE PIECE STAMPEDE』

2019年8月9日に公開されたアニメーション映画。

ONE PIECEの劇場版映画としては14作目となります。


監督は大塚隆史さんで、ゲスト声優としては指原莉乃さんや、山里亮太さん、ユースケ・サンタマリアさんが参加しています。

主題歌はロックバンドWNIMAの『GONG』という曲です。


原作者である尾田栄一郎さん監修のもと、劇場版オリジナルストーリーとなっています。

公開前には2週に渡り、映画の前日譚となる特別アニメが放送されました。

あらすじ

ある日、航海中の麦わらの一味のもとに一通の招待状が届く。

『海賊万博』という祭典が開かれ、海賊王であるゴールド・ロジャーのお宝を争奪戦が行われるという。


知らせを受けたルフィは迷うことなく万博への参加を決め、会場となっている島へと船を向ける。

そこには『最悪の世代』を始めとした海賊たちが世界中から集められていた。


お宝争奪戦へと参加する麦わらの一行であったが、裏ではバレットとフェスタという人物が何かを企んでおり・・・。

劇場版ONE PIECE

劇場版のONE PIECE最新作が公開され、早速見てきました。

映画版は全てとまではいかないのですがある程度は見ていて、STRONG WORLD以降は積極的に劇場で見ています。


今回のSTSMPEDEも劇場で公開されるや否や、早速見てきました。

ジャンプやCMなどで情報は入っていましたが、そこまで詳しく事前情報は入れることなく劇場へ。前日譚となるアニメ版も見ずに行きました。


見終えてみた感想としては、やっぱり面白かったです・・・。

ONE PIECEという作品の良い部分がたくさん詰まった映画となっていました。

お祭り映画

STAMPEDEは劇中の万博にあるように、『お祭り』のような作品でした。

クライマックスはまさにお祭りのような展開となっていて、胸熱でした。


ONE PIECEの映画は(映画だけに限らず)、あるパターンがあるような気がしています。


麦わらの一味がある場所へ訪れる。
そこは一見楽しそうな場所に見えるが、実は歪んだ過去を持つ誰かが支配している場所であった。
そこにある闇と、苦しんでいる誰かの存在を知った麦わらの一味は、その場所を救うべく動き始める。
強大な敵に一度は大きく破れるのだが、最終的にはその敵を打ち負かす。
そして、新たな冒険へと旅立って行く。


そんな話です。

悪く言えばワンパターンな作品と言えるかもしれませんが、この作品の凄いところはそれでいて、しっかりと面白い作品になっているというところです。

本質的には同じ話を繰り返していながらも、豊かな登場人物と、その能力。そして、新鮮なバトルシーンによって、しっかりと面白い話となっているのです。

たくさんの登場人物

今回のSTAMPEDではたくさんのキャラクターが登場します。


麦わらの一味を始め、最悪の世代と称される海賊たち。
そして、海軍とそれを率いる大将たち。
七武海も出てくるかと思えば、革命軍の一団からCP0の人たちまで登場します。

そして、原作を読んでいる人たちであれば思わず懐かしく思ってしまうようなキャラクターたちもたくさん登場します。


そんな彼らが一堂に会するだけでも、ファンからしたら熱いと思いますし、クライマックスではボス的存在であるバレットを倒すために共闘することとなるのです。

結末は正直分かっていました。(おそらく観ている人のほとんどがどうではないでしょうか)


それでも、バレットというキャラクターは確かに強く、本当に勝てるか?と途中思わせられます。


この映画の悪役的な役割となっているこのバレットいうキャラクターは、力に取り憑かれている人物です。

そして、その力は『個』としてあるからこそ宿るものだと信じている人物です。


それに対しルフィは、真逆である『仲間がいるからこそ発揮できる力がある』という思想の持ち主です。

そんな二人は力で対立するとともに、思想的にも対立することとなるのです。


最終的にはやはり主人公サイドが勝つこととなるのですが、バレットの考え方にも一理ある部分もあります。

『個』として圧倒的に強くなることこそが力だと信じている彼のことも、決して否定することはできないような気もします。

ONE PIECEの凄さ

ONE PIECEは今や世界一の漫画作品といって間違いありません。
そして、おそらく世界一多彩なキャラクターが登場する物語作品です。

尾田栄一郎さんのキャラクター造形の無尽蔵さには本当に驚かせられます。
本当に魅力的なキャラクターが次から次へと登場します。


そして、たくさんの強者が登場するバトルものとしてもとても面白い作品です。
王道でありながら、しっかりと面白いこの作品は本当に凄いと思いいます。


原作である漫画も、とても面白い展開が続いていて、目が離せません。
毎週ジャンプを読むのが楽しみになっています。

これからこの作品がどれだけ続くのかは分かりませんが、僕はこの作品をずっと読み続けて行くと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*