感想『Our Secret Spot:the HIATUS』美しいHIATUSの音楽

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the HIATUSの最新アルバムです。

『Our Secret Spot』

結成10年目となった日本のバンドthe HIATUSの6枚目となるアルバムで、2019年7月24日に発売されました。

前作からは、約3年ぶりのアルバムリリースとなります。


全10曲が収録されています。

アルバムリリースに伴い、2019年7月31日からは全国9カ所12公演のツアーを行う予定となっています。

収録曲

01.Hunger
02.Servant
03.Regrets
04.Time Is Running Out
05.Chemicals
06.Silence
07.Back On the Ground
08.Firefly/Life in Technicolor
09.Get Into Action
10.Moonlight

最新アルバム

the HIATUSの最新アルバムが発売されました。

正直、発売されることは全く知らなかったのですがAppleMusicのオススメの中に見つけてすかさずダウンロードしました。


the HIATUSの曲は、これまでもよく聞いていました。
ELLEGARDENの細美武士さんのバンドだということで、好きなバンドです。

今回の『Our Secret Spot』を一通り聞いてみて・・・
思ったのは、なんという美しい、完成度の高い音楽なんだろうかということです。


10曲という決して多くはない収録曲ですが、どれも本当にいい曲ばかりです。

なんか、ONE OK ROCKとかのような世界を視野に入れているような方向性で曲を作っているような気がしました。

全曲英語のタイトルで、歌詞も英語となっています。

どれもカッコいい曲ばかり

細美さんの音楽は ELLEGARDEN時代からよく聞いてきました。

ELLEGARDENは、活動休止しても本当に色あせない曲ばかりで、時々聴きたくなってしまう曲が今でもいくつかあります。


再結成してからのライブは行きたかったのですが、抽選に外れてしまい、行くことはできませんでした・・・。残念。

the HIATUSの音楽は、ELLEGARDENの音楽と通じるところも確実にありながらも、やっぱり少し異なっているthe HIATUSの音楽になっていると思います。


今回のアルバムは本当にそれを強く感じました。

一通り聞いてみて、個人的に好きなのは『Time is Running Out』という曲と、『Get Into Action』という曲です。


どちらもALL英語歌詞で、本当にかっこいい曲となっています。

そして、『Regrets』という曲はMVが制作されています。

英語の音楽の魅力

最近になって、英語を勉強し始め、英語の本を読むようになり、英語の音楽をよう聞くようになりました。

まだまだ、その全てを理解できているとは言えませんが少しずつ理解できるようになってきて嬉しく思っています。


英語には英語でしか表現できないことが確実にあるのです。
それは日本語でも同じです。日本語には日本語でしか表現できないことがあるような気がします。

言葉には、それぞれの言葉特有のリズムのようなものがあり、文章や音楽にもそれは現れてくるのです。


音楽は特にそれが顕著なのではないでしょうか。
そして、聞き手がそれを理解しやすいものでもあると思います。

音楽であれば、その言葉の内容の全てを理解できていなくても、曲の雰囲気を体感的に感じ取ることができるからです。


そう考えると、音楽は本当に無限の可能性を秘めているとも言えます。

日本人が英語の曲を歌っていることを滑稽に見えてしまう人もいるかもしれません。

しかし、僕は決してそうは思いません。
結局日本人が世界というフィールドで戦うためにはその方法しかないのです・・・。

それは日本というマーケットの外へ出ようとする挑戦的なことです。


the HIATUSが世界を視野に入れているかは、はっきりとは分かりませんが、聞いた感想としては世界基準の音楽になりうる可能性を持っていると思います。

これからの活躍が楽しみでなりません。

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