
今年の初めにリリースされたアヴリル・ラヴィーンのアルバムです。
『Head Above Water』
アヴリル・ラヴィーンの通算6枚目となるアルバムです。
前作から約5年3ヶ月ぶりとなる2019年2月15日に、全世界同時にリリースされました。
アルバムタイトルにもなっている『Head Above Water』を含む全12曲を収録。
リリースに伴い、アヴリル本人による全曲解説がレーベルから公開されています。
収録曲
1. Head Above Water
2. Birdie
3. I Fell In Love With The Devil
4. Tell Me It’s Over
5. Dumb Blonde
6. It Was In Me
7. Souvenir
8. Crush
9. Goddess
10. Bigger Wow
11. Love Me Insane
12. Warrior
13. Head Above Water Feat. Travis Of WE THE KINGS
(※日本版ボーナストラック)
初めて聞いてみて
アヴリル・ラヴィーンのことは知っていましたが、しっかりと聞くのは今回が初めてでした。
それで初めて聞いたのがこの『Head Above Water』というアルバムです。
彼女の過去のことや、病気のことはほとんど知らずに、ある意味でフラットな状態で聞いたのがこのアルバムです。
一通り聞いてみて、まず思ったことはこんなにも深みのある音楽を作る人だったのか・・・ということです。
アヴリル・ラヴィーンの曲は、どこかで聞いたことのある曲もいくつかはあったし、テレビでも見たことがありました。
若者の代表というようなイメージで、ポップな音楽を作り、受け入れられている人かと思っていました。
しかし、この『Head Above Water』は、そんなイメージとは少し異なる成熟した女性の、成熟した人間の深みのある音楽だというような印象です。
これまでの
これまでに発売されたアルバムも聴いてみました。
昔の曲は、僕の持っていたイメージの通りのポップな曲もたくさんありました。
そして、彼女の経歴も調べてみましたが、デビューしたのは2002年で、まだ17歳の時だったというのだから驚きです。
デビューアルバムの『Let Go』は、いきなりの大ヒットとなり、全世界で2000万枚以上を売り上げています。
2000万枚・・・。
あまりにも途方もない数字で驚きました。
それから2度結婚し、2度離婚し、病気とも戦いながら発売されたのがこの『Head Above Water』というアルバムなのです。
きっと色々なことを経験し、人間としても成熟してからのアルバムとなっているのだと思います。
曲にもそれが出ていると僕は感じました。
若くして成功して
17歳という若さで世界にその才能を認められたアヴリルですが、もしかするとあまりにも早く成功しすぎたのかもしれません。
才能がある人であることは間違いありません。
そして、そんな人が何を感じ、何を考えているか僕なんかには分かるはずもありません。
しかし、想像するに彼女は自分が価値のあるものを作っているという感覚以上に、世界で広く認められ過ぎてしまったのかもしれません。
そのギャップにを抱えながらの20代だったのかもしれません。
今回の『Head Above Water』は、20代最後に発売された前作から5年の時を経て発売された30代最初となるアヴリルのアルバムです。
若者の象徴としてのイメージから格段に成熟した音楽がこのアルバムには詰め込まれています。
ある意味で、僕のようにアヴリルのことをあまり知らない人が最初に聞くアルバムとしてはすごく適しているのかもしれません。
そういえば・・・
そういえば、アヴリル・ラヴィーンは、 ONE OK ROCKのアルバム『Ambitions』に収録されている曲の一つの参加していました。
『Listen』という曲です。忘れていました・・・。
この曲もなかなか良い曲です。そして、ワンオクのこのアルバムもとても良いアルバムでした。
いずれにしろ、アヴリル・ラヴィーンは世界的に有名で、影響力のあるアーティストであることは間違いありません。
他の曲も色々聴いていこうかと思います・・・。