感想『POP VIRUS:星野源』星野源のアイデアで

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星野源の5thアルバムです。

星野源さんは本当に多才すぎます・・・

『POP VIRUS』

2018年12月19日に発売された星野源のアルバム。

前作から約3年ぶりのアルバムリリースとなった。

シングル曲からは『恋』『Family Song』『アイデア』の3曲を収録。

その他、CMソングとして使われてる『Hello Song』を含む全14曲を収録。

オリコンでは週間1位を獲得し、第33回ゴールドディスク大賞ではベスト5アルバム(邦楽)を受賞。

『恋』『アイデア』『Pop Virus』『Family Song』はMVが製作されている。

音楽家としての星野源

ふと思い返してみると、星野源のことをいろんなことで目にしてきたような気がした。

俳優としてドラマにも出ていたし、連載を抱え、本も出している。

バラエティにも出ているし、ラジオのパーソナリティもやっている。

書店に並ぶ雑誌の表紙をやっていることも一度や二度ではなかったはずだ。

いろんな顔を持ち、マルチな才能を発揮している彼だが、外すことのできない彼の姿が音楽家としての星野源だ。

しっかりと彼の曲を聞いたことはなかったが、耳にすることはあった。

社会現象にもなった『恋』。ドラマの主題歌にもなり、ダンスをしている姿をよく目にした。

彼は元々はバンドを組んでいた。今はそのバンドは解散しているのだが、音楽家としてしっかりと曲を作り続けている。

NHKの朝ドラの主題歌も担当している。それが『アイデア』という曲だ。

ドラマや、CMでのタイアップも多数手がけている。

そして、年末の紅白歌合戦にもここ最近は毎年のように出場している。

星野源の曲は、意識的に聞く努力をせずとも、誰しもが一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。

『アイデア』

このアルバムの中で聞いたことのある曲は『恋』と『アイデア』だけだった。

中でも好きなのがこの『アイデア』という曲だ。

この曲は日常はちょっとしたアイデアで輝かしいものに変えることができるのだということを歌っている曲だ。

まさにNHKの朝ドラの主題歌としてはこの上なくピッタリの曲だ。

そして、よく聞いていくと、この曲自体が本当にたくさんのアイデアに溢れているものだということが分かる。

ポップなイントロから曲が始まり1番はそのままポップな曲となっているが、二番に入ると曲の雰囲気が変わる。

『おはよう真夜中』という歌詞とともに、メロディはそのままにダークな曲調になる。

全てを詳しくは分からないが、使われている楽器も全く別のものとなっている。

そして2番が終わり、最後の大サビとの間には静かな間があり、星野源がソロでギターで弾き語りをする。

そして、一度静まり返ってからの最後のサビとなる。

MVもそのような流れになっていて、見応えのあるものとなっている。

世界には明るい側面もあれば、そうでない側面もある。

だけど、アイデアさえあれば乗り越えていくことができるだろうと。

そんなメッセージを伝えようとしているかのような曲だ。

アイデアに溢れた星野源

このアルバムはアイデアに溢れた曲がたくさんだ。

アルバムのタイトルと同名となっている『Pop Virus』もなかなかオシャレな曲だ。落ち着いた雰囲気ながら、独特の雰囲気を感じられる。

そして、星野源はこのアルバムを引っさげドームツアーを開催している。

京セラ、名古屋、札幌、東京、福岡ヤフオクドームと5大ドームを回るツアーとなっている。

これからも星野源は様々な分野において活躍していくに違いない。

俳優としても、文筆家としても、ラジオパーソナリティーとしても、もちろん音楽家としても。

それぞれの分野においてしっかりと存在感を示していくはずだ。

これからもアイデアに溢れたものをたくさん見てみたい。

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