感想『オーヴァーロード』いろんな要素の詰まったホラー映画

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仕事が休みだったので映画館で見てみました・・・

映画『オーヴァーロード』

2018年にアメリカで公開されたホラー映画

監督はジュリアス・エイヴァリー

主演はジョヴァン・アデポが務めた

また、制作にはJ・J・エイブラムスも参加

あらすじ

1944年、ノルマンディー上陸作戦として落下傘部隊としてドイツへ乗り込んだボイスら第101空挺師団。

彼らは敵地にある教会の電波塔を破壊するという任務を命じられていた。

乗っていた戦闘機は敵からの激しい攻撃に遭い、兵士たちは散り散りになって落下していった。

地上に降り立ったボイス二等兵と、指揮をとるフォード伍長は森でクロエという女性と遭遇する。

目的の教会の近くの村に住んでいるというクロエに村まで案内させることとなるのだが、村では『実験』と称しナチスの科学者が教会へ村人を送り込んでいるのだという話を聞く。

そして、クロエの家には教会から戻り『病気にかかっている』という叔母がいた。

ボイスは、死体に紛れ教会の中にある研究所に潜入することなる。

そこでボイスは恐ろしいものを目にすることとなる・・・。

上陸シーン

日本での公開は2019年5月10日で、早速映画館で見てきました。

平日ということもあってか、お客さんの入りはちらほら。

一人での中年男性が多かったという印象。

ホラー映画ということで、結構ビビっていたのですが、いろんな要素が詰まった映画で楽しめました。(グロいシーンも結構ありましたが・・・)

舞台は1940年代の戦時中のドイツでの話。

落下傘部隊として敵地に潜入するアメリカ兵たちと、ナチスの部隊と研究者たちとの話。

ボイスらの乗った飛行機は敵からの攻撃を受ける。兵士たちは地上へと落下していくこととなる。

この落下シーンがなかなかの大迫力。

敵から銃撃を受けながらゆっくりと落下していく。

そして、水に着水するや銃撃などのすべての音が消える。

ボイスはパラシュートに絡まりながら地上へと這い上がってくる。

数人の仲間と出会い、クロエという女性と出会い、村へと案内される。

村はナチスの研究所の支配下にある村で、外出することすら禁じられている。

どうやら教会では何かの研究が行われているらしく、次第にその謎のへと迫っていく。

教会への潜入

仲間を呼び戻しに行ったボイスは、敵地の教会へと潜入することとなる。

ここはなかなか緊張感だ。

研究室の中には不穏な注射器があり、異形の姿に変えられた村人の姿があった。

見つかってしまえば、殺されてしまうか、研究対象とされてしまうかのどちらかだろう。

ボイスは研究所から抜け出し、仲間の元へと戻る。

そして、仲間たちと任務を果たすべく再び教会へと潜入する。

研究所では、敵とのアクションシーンに溢れている。

武器を使ったアクションもあれば、拳でのアクションもある。

最後には、任務を果たしボイスは脱出する。

しかし、全くの犠牲なくして達成できた任務ではなかった・・・。

いろんな要素が詰まった映画

この映画はいろんな要素が詰まった映画だなと思った。

舞台は戦時中の戦争ものでありながら、サスペンスの要素もあり、ミステリーでもあり、ホラー映画でもある。

アクションシーンも多彩だ。兄弟愛や、師弟愛のような要素も含まれている。

残酷なシーンも確かに多い。目を背けたくなるようなグロテスクなシーンも結構ありました・・・。

そして、銃を使った表現は、いまだになかなか慣れない・・・。

中でも、本作で使われている機関銃は本当に怖い兵器だ。

人に向けて放たれれば明らかに一溜まりもない。

戦争は恐ろしく、銃は恐ろしい平気なのだと改めて実感。

これはフィクションでもあり、ノンフィクションでもある映画だ。

戦争と、上陸作戦自体は実際に行われたことだが、教会での実験や研究の部分は作り話だ。

こういう映画は日本ではあまり作られていない気がします・・・。

怖いシーンもあるけど、なかなか面白い映画でもあると思うので是非見てみてください。

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