
1年ほど前に発売された椎名林檎のトリビュートアルバムです。
参加者が豪華すぎる・・・
『アダムとイブの林檎』
椎名林檎の20周年を記念して作られたトリビュートアルバム。
2018年5月23日に発売
「世代を越える」、「ジャンルを越える」、「国境を越える」、「関係を越える」をテーマに制作された。
椎名林檎の楽曲をアレンジ、カバーされた全14曲を収録
収録曲
1. 正しい街:theウラシマ’S
2. 丸の内サディスティック:宇多田ヒカルと小袋成彰
3. 幸福論:レキシ
4. シドと白昼夢:MIKA
5. 茜さす 帰路照らされど・・・:藤原さくら
6. 都合のいい身体:田島貴男
7. ここでキスして:木村カエラ
8. すべりだい:三浦大知
9. 本能:RHYMSTER
10.罪と罰:AI
11.カーネーション:井上陽水
12.自由へ道連れ:私立恵比寿中学
13.NIPPON:LISA
14.ありきたりな女:松たか子
椎名林檎20周年
椎名林檎の曲は昔からよく聞いていた。
ライブにも行ったことがあるし、新しい曲が発売されれば必ず聞いているアーティストの一人だ。
そんな椎名林檎のトリビュートアルバムが発売されることとなった。
それがこの『アダムとイブの林檎』だ。
椎名林檎の楽曲にアレンジが加えられ、それぞれ別の歌手によってカバーされているものとなっている。
それにしても、この参加者が豪華すぎないか・・・
1曲目の『正しい街』最初は誰かわからなかったが、なんとなく聞いたことのある歌声だと思っていたら、歌っているのはスピッツの草野マサムネさんだ。
さらにギターはASIAN KUNG-FU GENERATIONの喜多健介、ドラムはMrChildrenの鈴木英哉、ベースは雨のパレードの是永亮祐という豪華布陣。
続く『丸の内サディスティック』は宇多田ヒカルと、彼女がプロデュースをしている小袋成彰によるカバー。アレンジも聞いていていい感じ。
次の『幸福論』を歌っているのレキシという歴史をネタにした曲をたくさん出しているアーティストだ。
『幸福論』の雰囲気にもあったとてもポップな仕上がりとなっている。
英国のアーティストMIKAによる『シドと白昼夢』、藤原さくら、田島貴男と続き、『ここでキスして』は木村カエラによるカバー。そして『すべりだい』は三浦大知。
『本能』はラップ調のアレンジが加えられ、 RHYMSTERがカバー。
そして、AIや井上陽水、私立恵比寿中学、LISA、最後は松たか子と最初から最後までなかなか隙のない豪華参加者となっている。
これだけでも、椎名林檎という女性がどれだけ日本の音楽界に大きな影響を与え、リスペクトされているのかが分かる。
椎名林檎の凄さ
今更僕がいう必要もないかもしれないが、椎名林檎は凄い。
今の世界において、オリジナリティを示すことは本当に大変だ。
しかし、椎名林檎はオリジナリティを更新し続けている存在だと思う。
そして、『消費』されることがない。
椎名林檎という存在は、一時的なものとして消費されることがない。
歳を重ねることさえプラスになっているようにすら思える。
そして、椎名林檎は同性から強く支持されているアーティストだ。
周りの人にも椎名林檎を好きだという女性は多い。
ライブに行った時も女性客がたくさんいた。
長くやっていくためには、同性からの支持が不可欠なのかもしれない。
異性の支持は移り変わっていくが、同性の支持者は根強く、長く応援し続けてくれる。
ニューアルバム『三毒史』
椎名林檎の5年ぶりのアルバムが発売される。
2019年5月27日、彼女のデビュー20周年の記念日に発売される予定だ。
全13曲が収録される予定。
これも本当に楽しみです・・・
さらに、彼女は東京オリンピックの開会式・閉会式のプランニングチームにも選ばれ、参加している。
オリンピックも気がつけばもうあと1年後・・・。
楽しみ・・・。