感想『白日:King Gnu』消せない過去と、綺麗な歌声

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気になっていた人たちの、気になっていた曲・・・

改めてしっかりと聞いてみました。

『King Gnu』

2017年に常田大希を中心に結成されたバンド。

メンバーは4人で作詞・作曲は全て常田が担当。

ボーカルは常田と、キーボードも務める井口が担当。

2017年にはアルバム『Tokyo Rendez-Vous』を、2019年には『Sympa』をリリース。

2018年にはシングル曲『PRayer-X』をリリース。アニメ『BANANA FISH』のエンディングテーマに起用されている。

『白日』

日本のバンドKing Gnuによる楽曲で、2019年2月22日に配信限定でリリース。

前作より約4ヶ月ぶりのリリースとなり、メジャーデビュー後は初のシングルとなる。

日本テレビ系の土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌となっている。

バンドとしては初のテレビドラマタイアップ曲。

ミュージック・ビデオも公開されている。監督はOSRIN。

歌詞

聞いてみたけど、これは結構な名曲な気がしている・・・

歌詞がなかなかに深い・・・。

人は知らず知らずのうちに人を傷つけてしまっていることがある。

過去に犯した罪があったとしてもそれを消すことはできない。

過去が輝かしく見えてしまっても、決して戻ることはできない。

今がどうしようもなかろうとも、地続きである人生を生きていくしかない。

というような内容だ。

人は大なり小なり過ちを犯している。

人は過去からはどう足掻こうとも離れることはできず、それでも生きていかなければならないというような歌詞となっている。

中でも特に好きな部分が、

『朝目覚めたらどっかの誰かになってやしないかな。なれやしないよな。聞き流してくれ。』

という部分。

自分以外の誰かのことが羨ましく思えても、自分以外になることはできない。

今の自分と向き合い、受け入れて生きていくしかない。

犯した罪の大小に関係なく、誰しもが感じたことのある感情ではないだろうか。

いろんなことを想像することのできる余地のある歌詞だ。

そして、少し泣きそうにもなる・・・。

ミュージック・ビデオも

You Tubeのオフィシャルチャンネルにてミュージック・ビデオも公開されている。

ミュージック・ビデオはメンバーたちが演奏している姿が白黒で映し出されている。

この場所は福島のいわき市にあるヘレナ国際ホテルというところらしく、他にも様々な撮影場所として使われている。

このミュージック・ビデオもまたとてもクールな仕上がりとなっている。

何よりも、最初の数十秒間のボーカル井口さんがアップで歌っている部分。

この人は本当に綺麗な声しているなぁ・・・見た目も渋くてカッコい感じ。

曲が進むにつれて、他のメンバーたちが登場していく。(4人以上いるので、サポートメンバーもいるはず)

演奏しているところを移すというだけのシンプルな内容だけど、曲も合っていてすごくかっこいい。

白黒の映像も渋い感じです。

これからも

『King Gnu』というバンド。

存在は知っていて、iPodにも2枚のアルバムは入れていましたが、まだあまり聞けていませんでした。

この『白日』を見て、これからも活躍していきそうな匂いがプンプンしました・・・。

まずはiPodに入っている二つのアルバムから聞いてみようかと思います。

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